「セルフサービス分析」市場は今【中編】

「セルフサービス分析」ツールは機能で選ぶと失敗する?

「セルフサービス分析」ツールを選定する際に「機能だけで選ぶと失敗する」という専門家の声がある。どういうことなのか。何を基準に選べばよいのか。

 ベンダーはユーザー企業の事業部門にSaaS(Software as a Service)を販売することもあれば、IT部門にオンプレミス製品を販売することもある。どちらを選ぶにせよ、データの確実な利用と適切なデータガバナンスを実現するために、IT部門が導入に関与するのが一般的だ。

 デジタルトランスフォーメーション(DX)の初期段階にある企業は「包括的な事前構築済みのSaaSを利用するのが適切だ」と、調査会社ABI Researchでリサーチアナリストを務めるカテリーナ・ダブロバ氏は指摘する。ダブロバ氏によると、企業内でDXの取り組みが進み、分析機能やデータ管理機能に対するニーズの上昇が目立つようになると、カスタマイズの度合いやベンダーロックインの可能性が重要な考慮事項になる。

 エベルソン氏は顧客に対して「特徴や機能だけに基づいてベンダーを選ぶべきではない」と警告する。あるベンダーが独自の機能を導入しているとしても、その独自性が長く保たれることはないためだ。むしろ、同氏は他の種類の基準に注目することを勧める。

セルフサービス分析選びで機能よりも重要な“あの視点”

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Lisa Morgan
Lisa Morgan

技術ジャーナリスト。St Mary's college卒、Monterey College of Law法学博士号取得。ITの技術解説やそれらがビジネスや社会に与える影響について執筆や講演をしている。米国電気電子学会(IEEE)の「Global Initiative on Ethics of Autonomous and Intelligent Systems」(自律インテリジェントシステムの倫理に関するグローバルな取り組み)プログラムにおける委員も務めている。

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