2020年05月27日 05時00分 公開
特集/連載

新型コロナでTableau、SAS、Qlikが無料提供したデータ分析ツールとは?新型コロナとデータ分析【前編】

データ分析ツールの提供を通じ、新型コロナウイルス感染症の大規模流行に対抗する企業を支援するベンダーが複数存在する。Tableau Software、SAS Institute、Qlik Technologiesの取り組みを紹介しよう。

[Eric Avidon,TechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広がりが深刻な被害を生み出している。そうした中、複数のデータ分析ベンダーが、その世界的流行の状況把握を助け、感染拡大を抑止する支援に取り組んでいる。

 Tableau Software(以下、Tableau)は、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を示す複数のダッシュボードを備えたWebサイトを公開中だ。SAS Institute(以下、SAS)も同様の動きを見せ、新型コロナウイルス感染症の主要な統計情報を示すレポートを作成した。Qlik Technologies(以下、Qlik)も同様のアプリケーションを用意し、世界中の組織と連携してさまざまなソースからのデータをまとめ、現状把握にとどまらず同様の感染拡大が今後起きないようにするための統計情報を提供している。

 「危機的状況で重要なのは高度な分析だけでなく、データの可視性と透明性の確保も欠かせない」と、SASでヘルスおよびライフサイエンスグローバルプラクティス部門のディレクターを務めるマーク・ランブレヒト氏は語る。「危機に対してどのような支援ができるかを考える必要がある」(ランブレヒト氏)

 Qlikの慈善部門Qlik.orgでエグゼクティブディレクターを務めるジュリー・ケイ氏によると、同社の目標は新型コロナウイルス感染症の拡大防止に積極的に取り組む組織の支援だ。「当社は最前線に立つ組織を支援し、意思決定に必要なデータを正確かつ網羅的に提供する」とケイ氏は説明する。

Tableauの無料提供内容

画面 Tableauが公開している新型コロナウイルス感染症の世界的拡大を示すダッシュボード《クリックで拡大》

ITmedia マーケティング新着記事

news148.jpg

生活者視点から見たDX 受容層43.1%、拒否層12.5%――日本IBM調査
「IBM Future Design Lab.」の調査によると今後、DXの波は産業の場から生活の場へと拡張...

news146.jpg

マーケティングオートメーション(MA)を導入しない理由1位は4年連続で「高いから」――Mtame調査
2017年から続く「マーケティングオートメーション意識調査」の2020年版の結果です。

news045.jpg

「ファッションテック」から「3密回避」まで データによる価値創造と課題解決の考え方
気象データを活用してファッションコーデを提案するサービスをデジタルエージェンシーの...