ChatGPTをはじめとした生成AIツールの仕組みやリスクについて学べば、使い方の幅も広がる。生成AIの基礎から応用まで学べる学習プラットフォームを5つ紹介する。
業務の遂行に際して、人工知能(AI)の活用が不可欠となりつつある。AI技術ベンダーOpenAIのAIチャットbotサービス「ChatGPT」を使えば、手間をかけずに有用な情報にたどり着ける。同時に、活用の幅を広げるには生成AIの仕組みやリスクについて学んでおくことも重要だ。生成AIの基礎知識から応用まで学べる学習プラットフォームを5つ紹介する。
Learn Prompting CompanyのLearn Promptingは、業務で生成AIを使うエンドユーザーから生成AIの開発者、アナリスト、データサイエンティストまで、さまざまなレベルに応じた講座を用意している。以下は講座のテーマの例だ。
AIのリスクへの理解向上を目的に、プロンプトハッキングテスト(不正なプロンプトによって操作可能になるなどの生成AIツールの脆弱性を明らかにするテスト)の競技会も開催している。
Towards AIは、AIに関するニュース記事やAI関連の採用情報を提供している。AIの初学者からLLMの開発者まで幅広いエンドユーザーが対象だ。基本的に無料だが、一部のコンテンツは有料となっている。
オンライン学習サイトUdemyも生成AIに関する講座を提供している。プログラミングの経験がないエンドユーザー向けの入門講座もある。ChatGPTの基礎や生成AIを使ったコンテンツ生成の自動化、マーケティングにおけるAI活用、タイムマネジメント(時間を効率よく使い、生産性を向上させる手法)、ソースコードの補完、サイバーセキュリティなどの講座を用意している。
AI技術のコンサルタント、ヘザー・クーパー氏が運営するVisually AIは、AI関連のニュースや技術の情報を提供するWebサイトだ。ニュースレター配信サービス「Substack」を利用している。エンドユーザーがニーズに合ったツールを見つけるためのヒントや、プロンプトの改善方法なども掲載している。コンテンツの一部は有料だ。
生成AIの基礎を学び、トレンドを理解するためには、動画共有サイトYouTubeを使うのも一つの手だ。米Informa TechTargetは「Ultimate Guide to Generative AI for Businesses」をはじめとした動画を掲載している。データサイエンスにおける生成AIの使用方法、新しいAIツールの習得、業務での活用事例など、特定のテーマを掘り下げた動画を公開している。
TechTarget.AI編集部は生成AIなどのサービスを利用し、米国Informa TechTargetの記事を翻訳して国内向けにお届けします。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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