サービスとしてのストレージ「STaaS」【後編】

クラウドストレージと「オンプレミス型STaaS」の決定的な違いとは?

クラウドストレージの課題はオンプレミス型の「STaaS」(Storage as a Service)で解消できる可能性がある。クラウドストレージとオンプレミス型STaaSの違いを解説する。

 ストレージをサービスとして利用する「STaaS」(Storage as a Service)には、クラウドベンダーが所有・運用するストレージを使うクラウド型と、ユーザー企業の施設でストレージを運用するオンプレミス型がある。オンプレミス型STaaSは、クラウド型に続く第二段階だと言える。クラウド型STaaSは一般的には「クラウドストレージ」と呼ばれる。

 STaaSのメリットを生み出したのはクラウドストレージだ。だがクラウドストレージには下記のような課題がある。

  • ユーザー企業はストレージなどのインフラを自ら制御できない
  • ネットワークによる遅延により一部のビジネスクリティカルなアプリケーションには適さない
  • データを出し入れする際の料金が瞬く間に増額することがある
  • クラウドベンダーのデータセンターのトラブルがサービス停止を招く可能性がある

 クラウドストレージで発生するこうした課題は、オンプレミス型のSTaaSであれば回避できる。インターネット経由による遅延は発生せず、自社の都合に応じてストレージのリソースを利用可能だ。

クラウドストレージよりも「オンプレミス型STaaS」を選ぶべき理由

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