「クラウドストレージ」の仕組みやメリット、課題とは?(1/2 ページ)

クラウドストレージに関する技術解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください。

「クラウドストレージ」の主な用途と代表的なサービス

 クラウドベンダーは、仮想化して集約(プール化)したストレージをクラウドストレージとして提供する。クラウドストレージは、ユーザー企業がストレージを利用するための管理コンソールを備える。ストレージ容量は瞬時に拡張・縮小できる。

 ユーザー企業がクラウドストレージに転送したデータの保存先は、クラウドベンダーのストレージプールだ。このストレージプールは、クラウドベンダーのデータセンター内にある複数のストレージシステムで構成される。これらのストレージシステムは、一般的にはクラウドベンダーが運用する複数のデータセンターに分散している。

 クラウドストレージでは、ストレージシステムを運用管理するのはクラウドサービスベンダーの役割だ。ユーザー企業は、クラウドストレージをオンデマンドで利用でき、自社でストレージシステムの購入や管理、運用をする必要がなくなる。

 ユーザー企業は公共料金の支払いと同じように、ストレージの使用量に応じて料金を支払う。データへのアクセスの頻度やクラウドベンダーのデータセンター外に転送するデータ量に応じて、追加の利用料金がかかる場合がある。

代表的なクラウドストレージベンダーは

 主要なクラウドストレージは以下の通りだ。

  • Amazon Web Service(AWS)
    • Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)
    • Amazon Glacier
      • アーカイブデータの保管やコールドストレージの用途に適する「Amazon S3 Glacier」など、複数のストレージクラス(ストレージ仕様)がある。
  • Google
    • Cloud Storage
      • アクセス頻度の低いデータの保管に適する「Nearline」など、複数のストレージクラスがある。
  • Microsoft
    • Azure Blob Storage
      • アーカイブデータの保管向けとして、別途「Azure Archive Storage」がある。

記事一覧

クラウドストレージとは? 適した用途やコスト面のメリットを解説

クラウドストレージは、ストレージシステムのクラウドサービスだ。ユーザー企業はクラウドベンダーが運用するストレージシステムにデータを転送し、保管する。インターネットや専用線などの閉域網を通じて利用できる。ストレージ使用量に応じて、月ごとに利用料金が発生するのが一般的だ。(続きはページの末尾にあります)

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