クラウドストレージコスト削減法【前編】

クラウドストレージの見落としがちな課金要素に注意

データ量がクラウドストレージの料金に最も影響するのは当然だが、他にも課金される要素が存在する。これを見逃すと請求書に仰天することになる。

 クラウドストレージに関する議論の大半はコストだ。重要なのは、そのコストがかかる対象と、予期しない請求が発生しないようにする方法を理解することだ。

コストの主な要素

 クラウドストレージのコストはユースケースによって大きく異なる。データへのアクセス、保存するデータ量、取得頻度、ネットワーク帯域幅が全てコストに加算される。

データ量

 コストの主な要素の一つがデータ量だ。独立系テクノロジーサービスプロバイダーWorld Wide Technologyのデイブ・ロック氏(ヨーロッパ、中東、アフリカ担当チーフテクノロジーアドバイザー)によると、大企業がクラウドのメリットを生かそうとするならペタバイト規模のデータをクラウドに移行することになるため、そのデータ量がコストに大きく影響するという。

 「データ量は単なる数値の問題だ。だがこの数値は極めて大きくなる。企業は、コスト効率良く大きなデータセットを管理する方法を自問することになる」と同氏は話す。

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