RPA導入成功の条件【後編】

RPA導入を成功させるために不可欠な「経営陣との合意」

RPAのメリット/デメリットを理解し、効果的なユースケースを検討するだけではまだ足りない。経営陣はRPAの導入効果について“誤った考え方”に傾きがちだ。RPA推進者はこれを防ぐ必要がある。

 前編(APIは万能ではない――APIではなくRPAを使うべき理由)では、APIの限界とデメリット、APIにはないRPAのメリットを解説した。

 後編では、RPAの導入を失敗させる誤った考え方を紹介する。

統合の障害物の排除

 完全にスタンドアロンのビジネスアプリケーションはない。どこかの時点でビジネスプロセスに参加して、他のシステムと情報を共有する必要がある。とはいえ、Vanson Bourneが800人のITリーダーに対して行った最新調査(MuleSoftの2021年接続ベンチマークレポート)で、回答者10人のうちほぼ9人がDX(デジタルトランスフォーメーション)の妨げになるものとして統合の課題を挙げていることが分かった。

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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