2021年06月21日 08時00分 公開
特集/連載

APIは万能ではない――APIではなくRPAを使うべき理由RPA導入成功の条件【前編】

APIによるシステム統合はモダナイズの要と考えられているが、全てのケースにAPIがマッチするわけではない。APIを使うべきではない場合もあり得る。APIよりもRPAが向いている場面とは何か。

[Cliff Saran,Computer Weekly]
iStock.com/Olivier Le Moal

 RPA(ロボティックプロセスオートメーション)は人間の仕事を奪うという誤解がある。これは真実ではない。botには知性がほとんどない。意思決定には限界があり、プログラムの中心となるシンプルなif−then型の決定を自動的に行うにすぎない。つまり「もしも(if)これを見たら(then)それを行う必要がある」という処理をするだけだ。

 botが画面で何らかのデータを読み取り、簡単な決定を下し、別のアプリケーションの入力画面で何らかのアクションを実行できることは間違いない。人間はいつもこのように行動している。

 botが必要になる理由の多くは、企業アプリケーションがビジネス上の特定のニーズを解決するためにデプロイされる点にある。場合によっては、既存のアプリケーションとの共存をほとんど考えずに新しいアプリケーションを導入することもある。

 複数のシステムに同じ情報を再入力するのは無意味だ。だが、それを解決するためにAPIを使うカスタム開発をしなければならないとしたら、情報を再入力する方がはるかに簡単だと考える企業もある。この場面で再入力を代行するのがRPAだ。

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