AWSとAzure、GCPの「無料枠」を活用する【後編】

クラウドサービスの「無料枠」に潜む危険とは? 思わぬ出費を避けるポイント

クラウドサービスの「無料枠」は、複数のクラウドサービスを比較検討する際に大いに役立つ。ただし落とし穴もある。それは何なのか。クラウドサービスの無料枠利用時の注意点を説明する。

 IT管理者は新しくクラウドサービスの導入を検討するときに、クラウドサービスの無料枠を活用して複数のクラウドサービスを比較することができる。主要なクラウドサービスが無料枠を提供しているが、提供形態はクラウドベンダーやクラウドサービスによって異なる。Amazon Web Services(AWS)とMicrosoft、Googleの主要クラウドベンダー3社の無料枠を紹介した中編「無料のAWS、Azure、GCPサービスの違いを比較 お得に利用する方法とは」に続く本稿は、IBMやOracleなど他のクラウドベンダーが提供する無料枠と、無料枠利用時の注意点を説明する。

 IBMやOracleといった大手クラウドベンダーや、DigitalOceanをはじめとするニッチクラウドベンダーも、クラウドサービスで無料枠を提供している。クラウドサービスを導入するときは1社の大手ベンダーのみを利用するよりも、イベント駆動型コード実行サービスやメッセージキューサービスなど、特定分野のクラウドサービスに強い小規模ベンダーを組み合わせて利用する方が理にかなう場合がある。無料枠を活用して自社のビジネスの成長を最も支援できるクラウドサービスを探し、選択するとよい。

無料枠の利用がきっかけで思わぬコストが発生する恐れも

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