「未知に備える」力を磨く【前編】

危機に強い企業の秘訣は「組織レジリエンス」 話題の概念の“つかみどころ”は

先行きが不透明な激変の時代。企業はさまざまな危機に備え、いち早くビジネスを通常に戻すための回復力が問われる。欠かせないのは組織としての結束力だ。企業が関心を寄せる「組織レジリエンス」の実態に迫る。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)やサイバー攻撃など、企業はさまざまな危機にさらされている。危機から回復してビジネスを改めて軌道に乗せる力が問われる。キーワードは「組織レジリエンス」(Organizational Resilience)――。「回復力」を意味する「レジリエンス」から派生した概念だ。破壊的な出来事の影響を吸収し、いち早く通常のビジネスに戻るための“組織としての回復力”を指している。

3つの機関が定めたガイドラインと、組織レジリエンスへの具体策

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