攻撃者に侵入されても、早期に検知・対処してIT環境を復元する「サイバーレジリエンス」には、さまざまな手法がある。本稿では、システムの実現成功に向けたアプローチや手段である「システムズエンジニアリング」(Systems Engineering)を通じたサイバーレジリエンスの強化策として、米国立標準技術研究所(NIST)が特定した14種類の手法を説明する。
2018年初頭、NISTは標的型攻撃への組織的対策の支援を目的とした、システムエンジニアリングフレームワークを提供するガイドラインのドラフト(草案)を公開した。「Special Publication 800-160 Volume 2(Systems Security Engineering: Cyber Resiliency Considerations for the Engineering of Trustworthy Secure Systems)」というこのガイドラインは、サイバーレジリエンスを実現するために利用できる。
NISTはこのガイドラインの中で、14種類のサイバーレジリエンス手法と、サイバーレジリエンスを構築するための多数のアプローチを紹介している。そのサイバーレジリエンス手法は、システムズエンジニアリング標準の「ISO/IEC 15288」が示すテクニカルプロセス(システムのライフサイクルに関する活動プロセス)に基づく。NISTが示す14種類のサイバーレジリエンス手法は、以下の通りだ。
クラウドサーカスのMAツール「BowNow」が機能拡充、無料版でもメール配信が可能に
リードナーチャリング活動をよりミニマムにスタート可能に。
「A/Bテスト」ツール 売れ筋TOP10(2022年5月)
今週は、「A/Bテスト」ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
メディア化する企業が勝つ時代の動画マーケティングはどうあるべきか
見込み客の興味についての理解を深化させ、イベントの価値を最大化し、人々の注目を獲得...