構成可能性の可能性【後編】

APIによる構成可能性の実現と注意点

APIは構成可能性を実現し、そのメリットをより高める。アプリケーションそのものだけでなく各種インフラでもAPIを利用すべきだ。しかしAPI化を推し進めた先には課題が待っている。

 前編(コンポーザブルなビジネスとソフトウェア開発の実現)では、コンポーザブル(構成可能)なビジネスとソフトウェア開発のメリットを紹介した。後編では、構成可能性を高めるAPIの利用と注意点、さらなる将来の展望について解説する。

構成可能性のためのAPI

 構成可能なビジネスという世界では、目の前に現れる新しい市場機会に対応するため、製品チームはカスタムビルドのソフトウェアを素早く提供できなければならない。そう話すのはHashiCorpのガイ・サヤール氏(ヨーロッパ、中東、アフリカ担当CTO)だ。「アプリケーションやインフラはいつも予測できない方法で進化する。この流動性を手に入れるには、システムをAPIで定義するしかない」(サヤール氏)

 サヤール氏は、デジタルイノベーションを促すソフトウェアインフラを提供する場合だけでなく、このインフラのビルドプロセスやメンテナンスプロセスでもAPIを利用することを推奨する。つまり、API中心のモデルだ。

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