コーディングレスで作る社内モバイルアプリケーション
モバイルアプリ開発者不足、助けるのは「プログラミング未経験者」?(1/2 ページ)
多くの企業がモバイルアプリケーションの導入に目を向けるにつれて、能力のある開発者を探すことが困難になっている。この状況で、どうすれば適切なモバイルアプリケーションを開発できるのだろうか。
企業によるモバイルアプリケーション開発者の雇用は、わらの中から針を探すことに似ている。モバイルアプリケーション開発にはかなりのリソースが必要であり、ユーザーが適切なアプリケーションを利用できないと、生産性は悪化する。
エンタープライズモバイルアプリケーションとそれらの開発者は、モバイル戦略を磨くビジネスとして大きな需要がある。以前は時間単位や日数単位で処理されていたビジネスプロセスが、今ではモバイルテクノロジーのおかげで分単位で処理されるようになり、収益を増やすことにつながっている。
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モバイルアプリ開発プラットフォームについて
「Objective-CやSwift、Javaなどのプログラミング言語でのコーディング経験といった特定の開発スキルを持つ人材を見つけるのは困難だ」とアダム・ブックマン氏は言う。ブックマン氏はモバイル戦略とアプリケーション開発企業、米Propelicsの共同創立者でありパートナーである。
「アプリケーションの開発者がエンタープライズアーキテクチャまたはWebサービスのリーダーである必要はないが、エンタープライズシステムとプロセス、そしてそれらに接続する方法を理解することが必要だ」とブックマン氏は言う。
2014年に米IDCおよびアプリケーション開発プラットフォームベンダーの米Appceleratorにより実施された、8000人以上のモバイル開発者と121のIT部門の意思決定者を対象にした調査によれば、そのような熟練した開発者を見つけることは、タイムリーなアプリケーションのリリースへの最大の障害だ。
役立つ人材の欠如は、ビジネスアプローチ開発の方法を変え、新しいクロスプロットフォーム開発ツールと、コードレスツールの必要性を再認識させるだろう。モバイルアプリケーション開発のためのこれらの新しい手法の全てを備え、理にかなったリソース配分によりユーザーの要求を知り、その要求を満たすのは各組織次第である。
アプリケーションの負荷を軽減するクロスプラットフォーム
当然のことだが、大規模な組織ほど、アプリケーション開発のためのリソースを多く所有している。これらの企業は組織内の人材、またはアプリケーションを開発する社外の企業で働く人材を単独で使ったり組み合わせたりすることができる。
2014年4月に発表されたIDCの「Mobile Enterprise Software Survey(モバイルエンタープライズソフトウェア調査)」では、従業員1000人以上の企業の40%が直近12カ月から18カ月で彼ら自身のアプリケーションを開発し導入したということを示している。回答者の15%が全てのアプリケーションを導入するのにサードパーティー企業を使用し、43%がサードパーティー企業と社内の開発者が協力して、アプリを開発した。
「わざわざサードパーティーで開発、改良、保守に1万ドルまたは5万ドル、35万ドルを費やすのは、持続性のあるモデルではない」とIDCリサーチバイスプレジデントのジョン・ジャクソン氏は言う。また固有のモバイルアプリケーション開発のスキルがある人々を雇用するのは費用が掛かる。
「現時点で、企業が個別の開発者を採用し、つなぎ止めることは理屈に合わない。従って、幾つかのツールとあらゆる手段が必要になる」とジャクソン氏は言う。
そういったツールの1つは、クロスプラットフォーム開発スイートで、開発者はJavaScriptやC#、.NETといったプログラミング言語を使用してマルチオペレーティングシステム向けのアプリケーションを構築することができる。恐らく既に組織は、これらの言語の知識を有する開発者を雇用していると思われる。そのため、このような種類の人材を組織外で探す必要はない、とブックマン氏は言う。
クロスプラットフォームスイートを提供するベンダーには、米Xamarin、独SAP、米Alpha Software、米Red Hatが買収したアイルランドのFeedHenryなどがある。
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