会員が注目した2016年記事ランキング(セキュリティ編)
「Pokemon GO」でも「Windows 10」でもない、読者が最も検索したセキュリティ記事は?(1/2 ページ)
TechTargetジャパン会員は2016年、どのようなセキュリティの話題に関心を寄せたのか。2017年の注目分野は。検索エンジン経由のアクセスランキングから探ります。
- 古くて新しい「ネットワーク分離」が“要注目技術”に返り咲いた理由
- EUの「一般データ保護規則」(GDPR)、施行日までに確認すべきポイントは
- Windows 10にひっそりと追加された“今どき”のセキュリティ機能とは?
- 「次世代エンドポイントセキュリティ」は今までのウイルス対策と何が違うのか
- 枯れたはずの「エンドポイントセキュリティ」が再び“熱い技術”になった2つの理由
- 「Pokemon GOでGoogleアカウント情報が丸見え」問題とは何だったのか
- 「IDaaS」は“パスワード認証の悪夢”から逃れるための救世主となるか?
- 図解で分かる 「ランサムウェア」に有効なセキュリティ対策はこれだ
- IoTマルウェア「Mirai」の大規模DDoS攻撃の黒幕は? 専門家が指摘する多くの疑惑
- Javaのブラウザプラグインがついに廃止へ、「Javaアプレット」の“終活”は?
ランキング集計方法
期間中(2016年1月~11月)に掲載したTechTargetジャパンのセキュリティ関連記事について、同期間中の主要な検索エンジン(Google、Yahoo!、Bing)経由のページビュー上位10記事をピックアップしました。計測対象は、TechTargetジャパン会員の読者です。
「古くて新しい技術」に強い関心
企業の情報漏えい事件やモノのインターネット(IoT)を狙った新たな攻撃などが相次いで明るみに出た2016年は、セキュリティの話題が絶えない1年でした。その中から、TechTargetジャパン会員が最も知りたい、調べたいと考えたセキュリティの話題は何か。それを明らかにすべく、TechTargetジャパンで2016年に公開したセキュリティ関連記事のうち、会員が検索エンジン経由でアクセスした記事のランキングを上にまとめました。
1位となった「古くて新しい『ネットワーク分離』が“要注目技術”に返り咲いた理由」は、インターネットアクセス用と業務システム用のネットワークセグメントを分離する「ネットワーク分離」の解説記事です。ネットワーク分離の考え方自体は新しいものではなく、自治体や金融機関などで古くから採用されてきた“枯れた”技術です。最近では2016年1月に「マイナンバー」(社会保障と税の共通番号)制度の運用が本格的に始まり、それに先立つ2015年6月には日本年金機構での標的型攻撃が判明。こうした動きを受けて、インターネットに接続した環境で重要情報を扱う危険性が自治体を中心に再認識され、ネットワーク分離への関心の高まりにつながったようです。「デスクトップ仮想化」をはじめとする仮想化技術の普及でネットワーク分離が実現しやすくなったことも、再注目の背景にあります。
同じくおなじみの技術である、エンドポイントセキュリティに関する記事もランクインしました。5位の「枯れたはずの『エンドポイントセキュリティ』が再び“熱い技術”になった2つの理由」は、高度化するサイバー攻撃への対処やインシデントレスポンスのニーズの高まりを背景に、エンドポイントセキュリティを見直す動きがあることを指摘。4位の「『次世代エンドポイントセキュリティ』は今までのウイルス対策と何が違うのか」は、従来のエンドポイントセキュリティ製品の課題と、その解消に挑むべく登場した「次世代エンドポイントセキュリティ」製品の機能を紹介しています。10位には「Javaのブラウザプラグインがついに廃止へ、『Javaアプレット』の“終活”は?」と、プログラミング言語「Java」の開発・実行環境という、おなじみの製品/技術のセキュリティ関連記事が入りました。
2位の「EUの『一般データ保護規則』(GDPR)、施行日までに確認すべきポイントは」は、欧州連合(EU)が2018年5月に施行するデータ保護制度「一般データ保護規則」(GDPR)に関する前後編記事の後編で、企業がGDPRに準拠するためのポイントをまとめています。GDPRはEU域外へのデータ持ち出しを制限し、違反した企業に厳しい罰則を科します。EUに住む個人のデータを扱う全ての企業に適用されるため、国内企業の関心も高いようです。GDPRが企業に及ぼす影響については、前編「違反したら巨額の罰金、EUの『一般データ保護規則』(GDPR)とは」で解説しています。
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