エンタープライズディスクストレージ製品紹介

大容量かつ拡張性などの要件が求められるハイエンド向けディスクストレージ。製品担当者へのインタビューを交えて、市場で提供されている各製品の特徴を紹介する。

2010年11月18日 16時51分 公開
[ITmedia]

記事一覧

イメーション

「高密度」「高信頼性」「省電力」に独自技術でこだわったSAN製品「NEXSAN Eシリーズ」

イメーションは2013年7月、エンタープライズ向けストレージ製品群「NEXSAN」の国内提供を開始。同年1月に買収した米Nexsanのストレージ製品を重要な戦略製品と位置付け、積極的な販売施策を展開している。


NEC

仮想化環境の必須要件を満たすミッドハイストレージ「iStorage M700」

NECが2012年11月に販売開始した「iStorage M700」は、SSDの二次キャッシュやキャッシュ分割機能など、クラウドや仮想化との親和性を高める機能を備えたミッドハイモデルストレージだ。


日本IBM

ビッグデータ管理を簡素化するストレージ「IBM XIV Storage System Gen3」

近年、多くのハイエンドストレージがデータの階層化機能を搭載している中、運用管理の簡素化を目的とする階層化がかえって管理の煩雑化を招く場合もあると指摘する日本IBMが、新たなストレージ製品を市場投入した。


デル

データ管理を自動最適化するストレージ「Dell Compellent」

ストレージにおけるデータ階層化が注目を集めている。その背景には、近年多くの企業が抱えるデータ管理の課題がある。そうした課題を解決するストレージとして、デルが2011年に提供開始した製品を紹介する。


日本オラクル

ZFSを活用した拡張性が強み「Sun ZFS Storage Appliance」

2009年にサンを買収したオラクルはそのハードウェア事業を引き継ぎ、2010年からストレージ製品を提供開始した。今回は、同社のハイエンド向けストレージ「Sun ZFS Storage Appliance」を紹介する。


ネットアップ

独自のキャッシュ技術でストレージの階層化を実現する「FAS6200シリーズ」

2010年11月、従来の製品ラインアップの約8割を大幅に刷新したネットアップ。本稿では、同社が発表したハイエンド向けのストレージシステムを紹介する。


EMCジャパン

仮想化・クラウド時代のストレージ「Symmetrix VMAX」

EMCが提供するハイエンドストレージ製品「Symmetrix VMAX」には、サーバ仮想化の本格普及やクラウド環境への移行などを見据えた機能が実装されている。


富士通

最大容量と可用性にこだわったハイエンドストレージ「ETERNUS DX8000」

富士通が提供するハイエンド向けストレージシステム「ETERNUS DX8000シリーズ」。メインフレームで培った技術やノウハウが反映された機能が多く搭載されている。


日立製作所

ストレージ階層の仮想化・自動化を実現する「Hitachi Virtual Storage Platform」

日立製作所が2010年9月に発表したディスクアレイシステムの新製品「Hitachi Virtual Storage Platform」。ストレージ階層の仮想化・自動化機能やシステムの拡張性などが強化された。


日本HP

QoS制御とデータ階層管理の自動化を実現する「HP StorageWorks P9500」

日本HPが2010年9月に発表したディスクアレイシステムの新シリーズ「P9000ファミリー」。アプリケーションの重要度に応じた処理の優先付けや自動階層化機能などが追加された。


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総括(前)

徹底比較! 主要8社のハイエンド向けストレージ製品

2010年10月に開始した「エンタープライズディスクストレージ製品紹介」連載で紹介した8社のストレージ製品について、各製品の機能の特徴や今後の展望などを紹介する。


総括(後)

ビッグデータからクラウドへとつながるストレージの潮流

データが増え続けるビッグデータ時代に対応できるよう、ストレージベンダーは自社製品にさまざまな工夫を盛り込んでいる。この傾向は今後も当分続くと考えられる。