いまさら聞けない“バックアップ”と“アーカイブ”の違い統合に向かうデータバックアップとアーカイビング

これまで長い間、バックアップとアーカイビングは別のプロセスだった。だがバックアップ用のソフトウェアとハードウェアの進歩のおかげで、両者の統合が可能になりつつある。

2015年07月29日 10時00分 公開
[George CrumpTechTarget]
photo 一般的な仮想環境のバックアップの仕組み《クリックで拡大》

 原則論でいえば、データバックアップとアーカイビングは別々のプロセスであるべきだ。これには十分な理由がある。それぞれのプロセスの内容だけでなく、ストレージシステムに対する要件が大きく異なるからだ。多くのデータセンター、特に中堅・中小企業のデータセンターでは本格的なアーカイビング戦略が存在しないが、最近のバックアップ用ソフトウェアとハードウェアの機能を見れば、そういった戦略は必要でないのかもしれない。とはいえ、バックアップでアーカイブを代替することは本当に可能なのだろうか。

バックアップ、アーカイブはどう違う?

ITmedia マーケティング新着記事

news038.jpg

生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...

news108.jpg

今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...