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海外子会社の経理状況を監視したい
本社から遠く離れた海外子会社が不正な経理処理をしていないか――。このような不安を払拭するには子会社の状況をリアルタイムに把握できるシステムの導入が効果的だ。
日本の本社から離れた海外子会社の経営を管理することは簡単ではない。業績下落の予兆や不正会計などは、月々の定型リポートで発見することが難しい。また本社の人員を出向や出張の形で海外子会社に送り込んでも、「本社からのお客さん」として扱われ、海外子会社の実態を表す本当の情報に触れられないことも考えられる。
製造業を中心に日本企業の海外売上比率が高まる中、海外子会社の適切な監視や管理は日本の本社にとって必須の項目になりつつある。本社から海外子会社の監視、管理を効率化するための手段として有効な「連結会計システム」「クラウドERP」を紹介する。
解決策1:連結会計システムを導入する
連結会計システムは各子会社のERPや会計システムからデータを集めて連結決算用の財務諸表を作成するための製品。リアルタイムに財務データを集めることもでき、本社側で子会社の経営情報を素早くつかむことができる。
また、最近の製品は連結の管理会計機能を強化している。財務諸表作成で必要となるデータだけではなく、日々の取引データや予算、業績のデータなどを子会社ごとにチェックすることが可能。詳細なデータから子会社の異変を迅速に把握することができる。
解決策2:クラウド型ERPを利用する
クラウドにアプリケーションを構築するクラウドERPは、複数の拠点からインターネット経由でデータを入力することができる。これによって子会社ごとにERPや会計システムを持つのではなく、本社と全グループ子会社で単一のERPを使うという環境を構築できる。海外子会社が行う経理処理の透明性は格段に高まる。
またクラウドERPが子会社の生産管理や販売管理システムと連動していれば、本社から子会社の生産や販売のデータをリアルタイムに確認可能だ。経理処理だけではなく、企業活動全体の透明性や効率性を高めることにも役立つ。
それぞれの製品の詳細については、TechTargetジャパンの関連記事を参照いただきたい。
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