台湾Acerが新製品を発表
15インチ「Chromebook」は仕事のメインマシンとなり得るか?
15.6インチの大型ディスプレーを搭載した新型Chromebookが登場した。これまではモバイルを中心に注目を集めてきたが、大型画面の採用によって、メインマシンとしての利用にも期待が高まるかもしれない。
台湾Acerは、業界初となる15.6インチディスプレーを搭載した新型ノートPC「Acer Chromebook 15」(Chromebook 15)を発表した。過密した低価格ノートPC市場において、競合製品との差別化に挑んでいる。
Chromebook 15の最大の特徴は、15.6インチの大型ディスプレーにある。それにより、Chromebookをメインマシンとして利用するといったことも期待できる。プロセッサは第5世代「Intel Core i3プロセッサー」、または第5世代Coreマイクロアーキテクチャを採用した「Intel Celeron プロセッサー」を搭載する。
ディスプレーは解像度が違う2種類から選ぶことができる。フルHD(1920×1080)対応のモデルは、同時により多くのコンテンツを画面に表示可能な他、スクロールの回数を減らしたり、複数のウィンドウを閲覧したりすることに適している。一方のHD(1366×768)対応ディスプレーは、よりコストを抑えたい顧客向けだ。いずれのディスプレーも標準的な13.3インチのChromebookより表示面積が27%向上している。複数の作業を同時に行いたいという場合は、フルHDの画面の方が明らかに使い勝手がいいだろう。
Chromebook 15の「Acer ComfyView」ディスプレーはアンチグレア加工されているため、画面反射を最小限に抑え、眼精疲労を軽減することができる。画面の上部にはHD対応のWebカメラが備わっている。フルサイズキーボードの両サイドには大型のフロントスピーカーを搭載。通信機能はIEEE 802.11ac、Bluetooth 4.0に対応する。
Acerでは、Chromebook 15のデザイン性を強調している。ボディの表面に施された加工によって、見た目の新しさと高級感を演出している。同社によると、筐体は60kgの力に耐えられるよう強化されており、角部は45cmの高さから落下しても破損しないという。ヒンジ部はねじれやストレスに強くなっているとしている。
大型のディスプレーを搭載し、耐久性が向上したにもかかわらず、本体の重さを2.2kgに抑えている。サイズは393ミリ(幅)×256ミリ(奥行き)×24.2ミリ(高さ)である。ポートの構成は標準的で、USB 3.0ポート×1基、USB 2.0ポート×1基、フルサイズのHDMIポート、SDカードリーダーを搭載している。
Chromebook 15は当然ながら、米Googleの「Chrome OS」を搭載する。使い方はシンプルで、マルチユーザーでの利用にも適している。それぞれのアカウントでログインすれば、ドキュメントやブックマークなど、各自の情報にアクセスできる。ファイルはクラウドストレージ「Google Drive」で保護されるため、文書や写真などのデータが端末内に残ることはない。端末が紛失、盗難の被害に遭った際も、個人データを安全に保つことができる。さらに「Supervised Users」機能を使えば、安全で制限されたインターネット環境を構築することができる。
ストレージ容量は16Gバイトまたは32GバイトのSSD、RAMは2Gバイトまたは4Gバイトから選択できる。詳細な仕様や価格、発売時期は地域によって異なる。米国での価格は249.99ドルからとなっている。
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