進化した「Retinaディスプレイ」の鮮やかさを見よ
徹底レビュー:iPhone、iPadではなくやっぱり「iPad mini 4」、誰もが驚く細部へのこだわりとは(2/2 ページ)
ワイヤレス
カラーとストレージ容量の他にも、iPad mini 4には2つのモデルオプションがある。それはWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルだ。Wi-Fi+Cellularモデルの方が高額だが、ネットワークに接続する手間を省ける。どちらのモデルも、2.4 GHzと5 GHzのWi-Fi、Bluetooth 4.2を備え、Wi-Fiの通信速度は866 Mbps、LTEの通信速度は150 Mbpsとなっている。従来のiPad miniと同様に、iPad mini 4では「Nano-SIM」が採用されている。これは「Apple SIM」にも対応しているため、特定の通信事業者のサービスに縛られることはない。通信事業者を変更する度に新しいSIMカードに変更しなくてもよいため、便利な機能だ。
カメラ
プロのカメラマンがiPad miniで写真やビデオを撮影することはないだろう。だからといって、一般のユーザーもiPad miniのカメラに性能を求めていないわけではない。iPad mini 4は8Mピクセルの写真が撮影可能な「iSight」を搭載しており、標準的なユーザーのニーズを十分満たしている。これは5Mピクセルの写真撮影が可能だったiPad mini 2と iPad mini 3からはっきりとした進化が見られる点だ。他のカメラ機能は以前のモデルとは変わらないが、唯一異なるのは、「バーストモード」が追加されたことだろう。ビデオ撮影は、手振れ補正や3倍ビデオズームに対応しており、1080p HDビデオ品質で録画できる。iPad mini 4では、タイムラプス撮影でも手振れ補正が利用できるようになった他、スローモーションビデオも撮影できるようになっている。iPad mini 4でも継続自動フォーカスは実装されていない。そのため、移動しながらのビデオ撮影では、画面をタップして手動でフォーカスを合わせる必要がある。iPad mini 4のフロントカメラ「FaceTime HD」も以前のモデルと変わらないが、こちらもバーストモード対応になっている。
バッテリー持続時間
iPadでは、バッテリー持続時間が長いのが当たり前だ。そのため、iPad mini 4で特に持続時間が伸びていなくても、意外なことではないだろう。1回の充電で長時間稼働するタブレットデバイスはiPad miniを除いてなかなか見つからないため、致命的な問題点でもない。Appleによれば、iPad mini 4は、Wi-FiでのWebサーフィン、ビデオと音楽の再生で10時間バッテリーが持続するという。一方、携帯電話データネットワークを使用した場合は、バッテリーの持続時間が少し短くなるが、1回の充電で最大9時間持続する。
価格とオプション
iPad mini 4をAppleサイトで直接購入する場合、最も安いのが16GバイトのWi-Fiモデルで4万2800円(税別)だ。ストレージは他に64Gバイトと128Gバイトがあり、プラス1万4000円でWi-Fi+Cellularモデルに変更できる。最も高い128GバイトのWi-Fi+Cellularモデルだと7万8800円になる。
結論
iPad mini 4は、iPad miniの軽さとコンピューティング性能にさらに磨きをかけたデバイスだ。マルチタスク対応の強力な能力を備えたタブレットを求めている場合は、アップグレード有力候補の1つといえるだろう。また、カメラ性能も大きく向上しているため、カメラ好きでなくとも、iPad mini 3やiPad mini 2から乗り換える十分な理由になる。それから、大幅に向上したディスプレイ品質が、購入の最後の一押しになるだろう。
長所
- 大幅に向上したディスプレイ品質と色の鮮やかさ
- iPad miniシリーズで最軽量
- アップグレードしたA8プロセッサ搭載でマルチタスクが可能
- カメラがバーストモード撮影に対応
短所
- バッテリー持続時間は長いが、以前のモデルから変わっていない
- 競合デバイスと比較すると割高
iPad mini 4はディスプレイ、デザイン、パフォーマンスが向上し、非常に魅力的なデバイスとなっている。
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