パフォーマンスも改善される
SSDの耐用年数を限界まで伸ばす5つの方法
SSDは高いパフォーマンスを誇るが、価格は相変わらず高額だ。そこで、SSDの耐用年数を伸ばすための手段を紹介する。
記憶媒体の中で書き込みを均等化する「ウェアレベリング」や自動デフラグの無効化など、ソリッドステートドライブ(SSD)の耐用年数を延ばす方法の幾つかは良く知られている。一般に考えていることとは異なり、SSDは断片化(フラグメンテーション)が多すぎるので、時折デフラグを実行することはプラスになる。しかし定期的に実行する必要はない。
特定のシステムファイルを無効化する、または異なるドライブにファイルを移動することは、SSDの耐用年数を延ばすことにつながる。システムファイルをHDDに移動することは、システムのパフォーマンスを低下させることになる。しかし、小容量のSSDをファイルのリポジトリ専用として使用している組織もある。これは、システムのパフォーマンスを維持しながら、より高価なSSDで劣化を低減することになる。
また、あなたのシステムにフラッシュメモリ領域の自動割り当てメカニズム「ガベージコレクション」があり、SSDに対し不要なデータの切り取り(TRIM機能)が有効になっているか確認する必要がある。TRIM機能はSSDの耐用年数よりも、むしろドライブのパフォーマンスと関係が深い機能だ。SSDは、空のセクタ(領域)にしかデータを書き込むことができない。セクタに部分的にデータが保存されている、または既に削除されたファイルの残存物が保存されている場合、セクタはその中身が削除されるまで書き込むことができない。TRIM機能はもう使用されないデータを含んでいるセルを消去するための機能だ。場合によってこの機能はセクタを空にするために、部分的に使用しているセクタからデータを統合することもある。その結果、パフォーマンスは改善する。
ちなみに、SSDの容量が埋まるにつれ、パフォーマンスは劇的に低下するため、SSDのデータ保存量を実容量の75~80%に制限するポリシーを採用している組織も少なくない。しかし、このポリシーは、ストレージの1GB当たりのコストを増大させる。
SSDの耐用年数を延ばすための最終手段は、メーカーのファームウェアのアップデートを定期的に実行することだ。これは、SSDのパフォーマンスと寿命を改善する。
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