大容量化や価格低下が進み、導入するユーザーが増えたといわれるSSD。HDDと共存する「ハイブリッド型」か? 性能重視で「オールフラッシュ」か? 失敗が許されないシステム変更の結果は、その選択に委ねられている。
SSD(ソリッドステートドライブ)の価格が下がり、多くのベンダーが「オールフラッシュアレイ」を提供するようになっている。だが、オールフラッシュアレイは、フラッシュと回転ディスクを組み合わせた「ハイブリッドストレージアレイ」よりも本当に断然良いのか。
これまで、技術システムの比較では、異なるシステムを同じ条件で比較する目的で“コストパフォーマンス”分析が利用されてきた。ストレージに関しては、SSDの登場に伴ってIT購入担当者は、コストとパフォーマンスのどちらを優先するかの選択を迫られることになった。フラッシュストレージは爆速だったが、容量(Gバイト当たり)単価が非常に高かったからだ。その対極にあるTバイトクラスのHDDは至って経済的だが、ドライブ当たりのIOPS(1秒間当たりのI/O数)がわずか75程度であるため、HDDに格納されているデータを使った作業は、ワークロードの中であまり多くしないのが得策だ。
つまり、HDDは容量単価に優位性を持ち、フラッシュはIOPS単価に優位性を持つというわけだ。
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