新興企業を中心に活況を見せるオールフラッシュストレージアレイ市場。後発となるIBMは、今後3年間で新ソリューションの開発や自社の既存製品ポートフォリオとの統合に取り組み、市場に挑戦する。
米IBMは2013年4月11日(米国時間)、オールフラッシュストレージアレイプラットフォームを正式発表した。2012年に買収した米Texas Memory Systems(以下、TMS)の製品をベースにしたものだ。また、IBMは今後3年間で10億ドルを投資し、新しいフラッシュソリューションの開発と自社のストレージ、サーバ、ミドルウェアといった製品ポートフォリオへの統合に取り組むことも明らかにした。
「IBM FlashSystem」と呼ばれるこのストレージアレイプラットフォームは、TMSのハイパフォーマンスなRamSan製品ファミリーを改称したもので、IBMのストレージ仮想化アプライアンスであるSystem Storage SANボリュームコントローラー(以下、SVC)と統合されている。IBMはTMSを2012年10月に買収しているが、買収額は公表されていない。
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