SSDへのデータ格納方法には、2つの基本的な実装形態がある。キャッシングとプライマリストレージだ。
本稿ではソリッドステートストレージ技術を利用したデータ格納の2つの形態について説明する。1つはソリッドステートドライブ(SSD)を利用したデータキャッシング、もう1つはプライマリストレージとしてSSDを利用するという形態だ。2つの実装形態の長所と短所、そしてどちらの手法が自社環境に適しているかを判断する方法についても解説する。
ソリッドステートストレージ技術、あるいはSSDが多くのデータストレージ担当者の注目を集めているのは、SSDを利用することでストレージシステムのパフォーマンスが劇的に改善する可能性があるからだ。SSDプロジェクトに取り組む際には、最初に2つの決定を行う必要がある。使用するハードウェアのフォームファクターとSSDにデータを格納する方法だ。
キャッシングというのは、コントローラー(ソフトウェア、サーバに組み込まれたRAIDコントローラー、ハイエンドの外部ディスクコントローラーなど)が、従来のディスクストレージの前に置かれるキャッシュとしてSSDを利用する手法だ。キャッシングコントローラーは頻繁にアクセスされるデータ(「ホットデータ」とも呼ばれる)を特定し、このデータを自動的にSSDメディアに移動する。キャッシングアルゴリズムはキャッシングコントローラーによって多少異なるが、最も高速なメディアにホットデータを置くことによってI/Oパフォーマンスを改善し、I/O遅延を減少させるというのが基本的な考え方だ。I/Oパターンは日々刻々変化するため、キャッシングコントローラーはどのデータが最も頻繁にアクセスされるかを自動的に監視し、それを最も高速なメディアに移動する。ユーザーや管理者による操作は不要だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
瞬時にM365が乗っ取られる――全社員に周知すべき“新フィッシング”の教訓
MFA(多要素認証)を入れたから安心という常識が崩れ去っている。フィッシング集団「Tycoon2FA」が摘発されたが、脅威が完全になくなったというわけではない。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...