会員が注目した2016年記事ランキング(情報系システム編)
「Slack」によるコラボレーションが浸透 2016年、情報系システムで最も読まれた記事は(2/2 ページ)
「Microsoft Office」はどう変わった?
2016年も「Microsoft Office」をはじめとするオフィススイートが注目を浴びました。2位には、「実は2つある『Office 2016』、Windows 10で使うならどちらがベスト?」、6位には「世の中は『Microsoft Office』だけではない クラウドで変わるオフィススイート勢力図」が入りました。オフィススイートの変遷や、オフィススイートの種類、モバイル端末でのオフィススイートの使い勝手などを紹介しています。
オフィススイートのアプリケーションにフォーカスした記事も注目されました。5位に「Gmailが大人気でも『Microsoft Outlook』が使われ続ける“切実な事情”」がランクイン。Googleのメールサービス、「Gmail」を使い始めたものの、多くの従業員から「Microsoft Outlook」を使いたいと要望を受けた企業の事例を紹介しています。なぜ従業員はGmailではなくOutlookを使いたいと思ったのでしょうか。記事では同社の情報責任者(CIO)の話を基に、その理由を説明しています。
8位に入ったのは「固定電話を『Skype for Business』に置き換えると起きる“予想外”なこと」でした。北米では、Microsoftがユニファイドコミュニケーション製品「Skype for Business」の有償オプションとしてPSTN(公衆交換電話網)通話機能を提供するようになり、固定電話の通話をSkype for Businessで受けることが可能になりました。しかし音声システムとしてSkype for Businessを利用する場合、考慮すべきことが幾つかあります。将来、Skype for Businessに限らず、ユニファイドコミュニケーション製品の導入を計画している企業は、参考になるはずです。
少し特殊な社内コミュニケーション
4位には、5種類のWeb会議アプリケーションを使いこなしているSansanの業務アプリケーション活用方法を紹介した「『社内メールはほぼゼロ』――Sansanのちょっと不思議なコミュニケーション環境とは」がランクインしました。5種類のWeb会議アプリケーションを使いこなしていることも興味深いですが、さらに注目すべきなのは、企業向けソーシャルネットワーキングサービス「Yammer」の導入に伴い、社内メールをほぼなくしたことです。記事では同社でCIOを務める久永 航氏の話から、その理由と効果を探っています。
2016年に大きく変わったIT業界
7位には、「『Windows 10』無償アップグレード終了で起こる“ドキッ”とすること」がランクインしました。2016年7月29日に「Windows 10」の無償アップグレードが終了しました。記事では、今後、企業が「Windows 7」または「Windows 8.1」からWindows 10へアップグレードするときの手順や、考慮すべき点を解説しています。Windows 7は2020年1月に、Windows 8.1は2023年1月に延長サポートを含む全てのサポートが終了します。直前になって慌てないために、この記事を参考にして早めにアップグレードや移行の計画を検討することをお勧めします。
Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」をビジネスにどう生かすかを検討している企業に役立つのが、9位に入った「『Apple Watch』の本気はこれから 今からでも買いたくなる“意外な使い道”とは」です。Apple Watchをビジネスで使うときの便利な機能やアプリケーションなどを紹介しています。アプリケーション開発の負荷やセキュリティの懸念などの課題も紹介しています。
10位には、「『Pokemon GO』は楽しいだけではなく街の姿も変える 始まったARの社会実験」がランクインしました。2016年に世界的に盛り上がったスマートフォンゲーム「Pokemon GO」によって、拡張現実(AR)が注目を浴びました。さまざまな企業がARに可能性を感じ、ビジネスへの活用を模索しています。ARがどのように私たちの生活やビジネスで活用されていくのか、今後の動向が気になるところです。
2017年に注目される情報系システム関連技術は
情報系システム分野において2017年に注目すべき技術は、「コラボレーションアプリケーション」です。Slackの記事が1位、3位にランクインしたように、多くの読者がコラボレーションアプリケーションに注目しています。2016年後半に、Microsoftの「Microsoft Teams」やFacebookの「Workplace」など新たなコラボレーションアプリケーションがリリースされ、選択肢も充実してきました。こうしたことから、2017年はコラボレーションアプリケーションの導入機運が高まると考えられます。
次に注目すべきなのが、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)などの新たなIT技術の活用です。例えば、予定確認やメール作成を可能にする「デジタルアシスタント」には、既にAI技術が活用されていまます。今後、情報系システムにAI技術がどのように活用されていくのかが気になるところです。
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