破られた二要素認証【後編】

生体認証の本質的な欠点と解決策

2FAや生体認証はパスワード認証よりも堅牢だが、実は多くの場合「本人認証ではない」という欠点を抱えている。これを解決して真に安全な認証を行う方法を紹介する。

 前編( Computer Weekly日本語版 6月3日号 掲載)では、2FAや生体認証が必ずしもパスワード認証の欠点を解決するほど堅牢(けんろう)ではないこと、回避する手段が存在することを解説した。

 後編では、2FAや生体認証を回避する手段への対抗策を紹介する。

 生体認証を欺く手段への対抗策として、生体認証リーダーに組み込むスプーフィング対策システムの開発が進められている。Face IDは顔の輪郭を読み取れるようになった。「以前は生体認証を欺くのは非常に簡単だった。現在の生体認証の重要なポイントはスプーフィング対策であり、それが次々と登場している」とハーディング氏は述べる。

 虹彩認識はスプーフィング攻撃への耐性が本質的に強く、安全性が高い生体認証方法の一つだ。

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