NVMe over Fabric再入門【後編】

既存インフラを無駄にしない、NVMe-oF移行方法

既に構築されているストレージ環境を再利用すればNVMe-oFへの移行コストを抑えることができる。

 前編「『NVMeの制約』を解決する『NVMe-oF』」では、NVMe-oFの概要とパフォーマンスについて解説した。後編では、NVMe-oFのプロトコル、既存インフラを生かしたNVMe-oF移行の方法、NVMe over Fibre ChannelやNVMe over TCPなどを解説する。

プロトコル

 NVMe-oFは柔軟性の高い規格だ。NVMe-oFはさまざまなネットワークアーキテクチャをサポートするため、SANの既存の資産を直接利用するか、アップグレードして再利用できる可能性が高い。広範な業界がNVMe-oFをサポートするため、既存のサプライヤーもNVMe-oFへのパスを用意する可能性が高い。

 RDMAを使用するシステムには、RoCEとイーサネットまたはInfiniBandで動作するiWARPの2つのバージョンがある。RDMAを実装する場合、パフォーマンスを確保するためにネットワークを新たにビルドする。第6世代ファイバーチャネル(Gen6 FC)は、NVMe over Fibre Channelとソフトウェア定義ストレージをサポートする。

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