私物スマートフォンを「鍵」にする

オフィス再開後に“非接触会議室”を作るなら考えたい「BYOD」3つの用途

オフィス勤務を再開してもソーシャルディスタンスの確保がまだ必要ならば、会議室の在り方を見直す必要がある。非接触型の会議室を構築する際、重要な役割を果たすのは私物スマートフォンだ。その理由は。

 「BYOD」(私物端末の業務利用)という概念が登場して久しい。従業員が私物のスマートフォンを業務に使うことを企業が禁止したり、制限したりする時代は終わりつつある。生まれたときからITが身近にあるデジタルネイティブ世代は、当たり前のようにスマートフォンを使いこなしている。いずれ「5G」(第5世代移動通信システム)のサービスが家庭と職場に新しいトレンドをもたらすようになれば、BYODはさらに定着すると考えられる。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大でテレワークを余儀なくされたとき、固定電話を使うという選択肢を持たなかった従業員は、モバイルデバイスを多用することになった。企業がオフィス勤務の再開に向けて勤務ポリシーを検討する際には、このことも念頭に置く必要がある。

 非接触型の職場環境を整えるために従業員の私物スマートフォンを活用しようと考えるとき、重要になるのは私物スマートフォンの「スマート」の部分だ。従業員は私物スマートフォンを主に電話やテキストメッセージ、動画視聴の用途に利用するが、私物スマートフォンには他にも活用法がある。接触低減型や非接触型の会議室を作る際に、従業員の私物スマートフォンが役に立つ3つの用途を紹介しよう。

用途1.何にも触れずに会議室へ入室

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