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「デスクトップ仮想化/VDI/DaaS」丸分かり 比較、事例、解説記事を紹介

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、デスクトップ仮想化/VDI/DaaSに関する事例、比較、解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

デスクトップ仮想化の仕組み

 デスクトップ仮想化は、クライアントOSを実行するための端末と、そのクライアントOSを使用するための端末を分離する。(続きはページの末尾にあります)

一昔前に比べてネットワーキング技術は激変したが、1つだけ変わらないものがある。ネットワークプロバイダーのサービスの徹底的なひどさだ。

2008年12月26日

「VDI」「RDS」「DaaS」の違いは

デスクトップ仮想化の仕組み

VDI

 一般的なデスクトップ仮想化技術である「VDI」(仮想デスクトップインフラ)は、サーバ仮想化技術を基にしている。仮想デスクトップは、ゲストOSとして、サーバOSではなくクライアントOSを搭載した仮想マシン(VM)だ。単一のサーバで複数の仮想デスクトップが稼働する場合、これらの仮想デスクトップはサーバのCPUやメモリなどのリソースを共有する。エンドユーザーはクライアント端末で、リモートデスクトッププロトコル(RDP)などの画面転送プロトコルを利用してして、仮想デスクトップを操作する。

RDS

 オンプレミスインフラでデスクトップ仮想化を実現するには、VDI製品を使うのが一般的だ。ただしデスクトップ仮想化を実現する技術はVDIだけではない。

 Microsoftの「Remote Desktop Services」(RDS:リモートデスクトップサービス)も、オンプレミスインフラのデスクトップ仮想化技術として広く使われている。RDSは1つのサーバがインフラとして機能し、複数のエンドユーザーがサーバOSをクライアントOSのように利用できるようにする。

 RDSの課題は、アプリケーションの仮想化だ。RDSはMicrosoftのサーバOS「Windows Server」でアプリケーションを実行する。ただし「Windows 10」など同社のクライアントOSで実行できるアプリケーションの全てが、Windows Serverで実行できるとは限らない。

DaaS

 クラウドサービスとしてデスクトップ仮想化を利用する手段として「DaaS」(Desktop as a Service)がある。DaaSではユーザー企業はインフラの保守が必要なく、エンドユーザーは必要なときに必要な分だけ仮想デスクトップを利用できる。DaaSは通常、RDPとインターネットを経由して、端末や場所を選ばず利用可能だ。

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