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AWSクラウドの請求書にびっくりしないための節約テクニック
AWSのコストを削減するための簡単なアドバイスを紹介する。これによって、ユーザーは月末に送られてくる請求書を待たずに、コストを削減するための対策を行うことができる。
Amazon Web Services(AWS)を利用しているのなら、積極的にコストに目を配りたい。インスタンスごとの価格体系を十分に理解し、常にコマンドラインインタフェース(CLI)を使うようにしよう。
少なくともそれが、2013年6月半ばに開催されたCloud Expoのセッションで、コンサルタントのロナルド・ブラッドフォード氏が発表した、AWSのコストを削減するためのアドバイスだった。「コンサルティングをする中で私が最も気をつかっているのは、クラウド環境のコストに関してクライアントの期待をコントロールすることだ。AWSの料金体系は非常に扱いにくい」とブラッドフォード氏は話す。
AWSクラウドの請求額の内訳を調べ、それぞれの料金と利用中のサービスを対応付けることは容易ではないため、ユーザーは月末に送られてくる請求書を待たずに、コストを削減するための変更をAWS環境に施すべきだ、とブラッドフォード氏は説く。
例えば、Amazon Glacierを使ってバックアップファイル用のストレージ費用を浮かすなど、コストを削減できる簡単な方法がある。しかし、AWSのコストを削減する上で最も重要なのは、提供されているインスタンスのタイプを把握し、各アプリケーションに最適なインスタンスを見極めることだ。
ブラッドフォード氏によると、スポットインスタンスは、アプリケーションが適していれば、コストを節約する手段になるという。Amazonのm1.largeインスタンスは、オンデマンドインスタンスの場合は1時間当たり24セント、リザーブドインスタンスの場合は1時間当たり約17セント(1時間当たり約4セントの前払金を含む)になる。しかし、スポットインスタンスなら、1時間当たり3セントで済む可能性がある(インスタンスの価格は、リージョンとOSの種類によって異なる)。ただし、「スポットインスタンスは、全てのアプリケーションに適しているわけではない」とブラッドフォード氏はくぎを刺す。ゾーンと、インスタンスの入札者数によっては、オンデマンドインスタンスよりもスポットインスタンスのレートが高くなることもあり得る。
しかもスポットインスタンスでは、ユーザーの現在の価格よりも市場の入札価格が上回った場合、インスタンスを終了できる。従って、スポットインスタンスを利用するのは、中断しても構わないワークロードに限定すべきだと、ブラッドフォード氏は説明する。
他の節約テクニックとしては、コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)のAmazon CloudFrontを使って、Webサーバのパフォーマンスを調整する方法がある。この方法なら、インスタンスを追加せずに済み、Amazon Elastic Block Store(EBS)のスナップショットが不要で、何といっても使用していないインスタンスを削除したりシャットダウンできる。「Webサーバは24時間稼働している必要はないだろう。24時間のうち8時間はほとんど使われておらず、その間サーバを停止できれば、コストの3分の1を節約できる」(ブラッドフォード氏)
ブラッドフォード氏は、「数百台のWebサーバを扱った経験から私が何か学んだことがあるとすれば、人間がそれをするのは非常に大変だということだ」ともコメントしている。従って、ユーザーはCLIを使いこなし、スクリプトを使って新しいインスタンスをプロビジョニングするといった作業を自動化する方法を習得すべきだ。自動化すれば、人間が操作しない分は利用時間を短縮でき、AWSの費用削減につながる。「手動でCLIを使うのは時間を食う。自動化が重要だ」とブラッドフォード氏は言う。
また、コストの管理も手動で行う必要はない。AWS導入環境の中で効率の悪いポイントを特定するツールも市場には登場している。
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