セキュリティと個人情報の失敗事例で学ぶ

“炎上”モバイルアプリはなぜ生まれるのか

企業はモバイル向けアプリケーション開発に着手する前に、セキュリティとプライバシーの問題を考えておくべきだ。万が一、この2点で不備が発生すれば、ユーザーの間で“炎上”する事態になりかねない。

 企業の開発チームはモバイルアプリケーション開発を、必須の通過儀礼のように思いがちだ。「エンタープライズモバイルアプリケーションの1つや2つ持っていない会社は、競争に取り残されてしまう」というのが彼らの認識だ。ただし、さまざまなデバイスやプラットフォームのサポートという現実に直面するまでは――。

 デスクトップアプリケーションをモバイルに移植しても、目下のビジネスニーズに対応できるとは限らない。また、新しいモバイルソフトウェアの開発によって、セキュリティやプライバシーの根幹に関わる問題が増大することもある。それらのアプリケーションが位置やデバイスのセンサー(GPS、カメラ、加速度計)、Bluetooth、NFCなどのサードパーティーサービスを利用する場合は特にそうだ。

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