「iBooks」か「Kindle」か、それとも……
iPad/iPhone用電子書籍アプリの一押しは? 定番アプリ4種を徹底比較(1/2 ページ)
米Appleの「iPad」「iPhone」で利用できる電子書籍リーダーアプリが充実している。標準搭載の「iBooks」と、サードパーティー製アプリ3種の計4種を徹底比較する。
近頃ではタブレットでほとんど何でもできる。だがときには快適な椅子に座り、ゆったりと読書にふけりたいこともある。幸いなことに、タブレットで利用できる電子書籍リーダーアプリケーションは豊富に出回っている。ベストな選択をするにはどうすればよいか。
コストは判断材料にならない。主要な電子書籍リーダーアプリは無料だからだ。こうしたアプリの開発元は、書籍の販売で利益を得ている。
デジタル著作権管理(DRM)の制限から、電子書籍ストアが定める連係アプリを使って電子書籍を読まなければならない場合もある。例えば、自分の読みたい新刊本が米Amazon.comまたは米Barnes & Nobleのストアでのみ販売されている場合、それぞれの所定の連係アプリを選ばなければならない。
だが、あなたがまだ電子書籍に慣れておらず、ベストな電子書籍リーダーアプリを探しているなら、本稿が助けになるだろう。米Appleの「iPad」や「iPhone」といったiOS端末向けに提供されている主要な4つの電子書籍リーダーアプリの長所と短所を把握しよう。
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Apple「iBooks」
iOS端末で完全にシームレスな電子書籍体験を求めるなら、Appleの「iBooks」が唯一の選択肢になる。Appleが課している制限により、他の電子書籍リーダーアプリ内からは電子書籍の購入ができないことが大きな理由だ。つまり、以下で紹介するAmazonの「Kindle」やBarnes & Nobleの「NOOK」といった電子書籍リーダーアプリは主に、ユーザーが既に持っている電子書籍のリポジトリとして機能することになる。電子書籍を買いたければ、Webブラウザを使うか、別のコンピュータから購入しなければならない。
iBooksを開くと、まず自分のライブラリが表示される。他の電子書籍リーダーアプリと同様、電子書籍やドキュメントはコレクションに整理できる。また、電子書籍のみ、あるいはPDFのみを表示したり、オンラインストレージ/データ同期サービス「iCloud」を使って保存している全ての電子書籍を非表示にしたりすることもできる。
iBooksは辞書機能を備えており、知らない言葉を選択するだけでその意味を調べることができる。もう1つの気の利いた機能として、端末で受け取ったメールから電子書籍をiBooksに直接保存できることが挙げられる。例えば、以下に紹介するKindleでは、PDFなどを入手して自分の電子ライブラリに取り込むには、若干複雑な手順を踏む必要がある。
電子書籍を読むときは、ページ色は3種類から、フォントはオリジナルフォントを含む6種類から選べる他、「自動夜間テーマ」やスクロール表示も利用できる。自動夜間テーマは、暗い部屋で読みやすいように、黒地に白い文字が表示されるよう画面を自動的に切り替える機能。スクロール表示では、紙の本のように1ページずつ読んでいく他の電子書籍リーダーアプリの大半とは異なり、スクロールして読むことができる。
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