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ここが変だよデスクトップ仮想化 エンドユーザーが感じる5つの疑問とは(1/2 ページ)
仮想デスクトップに関して、エンドユーザーからは実にさまざまな疑問や質問がIT部門に寄せられる。その中でも、VDIに関するよくある5つの質問について、その原因と対策を明らかにする。
クライアントPCの管理は仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)の導入で比較的容易になる。それによってIT部門は、数百台あるいは数千台のクライアントPCをコントロールできる単一の集中管理イメージを手にするからだ。ユーザーもまた、いつでも、どこでも、デスクトップ環境やアプリケーションにアクセスできるようになる。
とはいえ、必ずしも完璧なシステムというわけではない。ユーザーの仮想デスクトップで発生するVDI問題は、間違いなくヘルプデスクへ押し寄せる。幸運なことに、ほとんどのハングアップ(パスワードやインターネット接続の問題など)は簡単に解決できる。だが、ヘルプデスクはそうした問題にあらかじめ準備しておく必要がある。
ここでは、VDIに関するよくある5つの質問に関して、IT部門が事前に用意しておくべき回答とユーザーの疑問について考えたい。
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なぜネットワーク接続の問題でVDIにアクセスできなくなるのか?
正直に言おう。ほとんどのVDI接続問題はユーザー側の過失にある。ユーザーはインターネットに接続していないだけかもしれない。あるいは、ファイアウォールを迂回する方法やペイウォール(課金)方式でアクセスする方法を知らないのかもしれない。
もっとも、ネットワーク接続問題が全てユーザー側の責任であるとは限らない。ネットワークがVDIに対応するように設定されていなければ、接続は制限される。その結果、ユーザーはクライアントPCにアクセスできず、アクティブなクライアントPCはクラッシュしたり、ネットワーク全体の接続に問題が生じたり、クライアントPCの動作速度が低下する可能性がある。
IT部門はネットワークトラフィックの優先順位を決め、強固な接続性を維持すべきだ。そのために管理者ができることは、TCPポート番号でルーターやスイッチを構成し、より広いネットワーク帯域幅を準備することだ。もし予算的に帯域幅の増強が難しければ、米F5 Networksの「BIG-IP Appliance」といった帯域幅最適化製品を利用することで、既存の帯域幅を最大化することが可能だ。帯域幅最適化製品は、IT部門が機器を構成するときや負荷分散するときに役立つプラグインやテンプレートを搭載している。
IT部門はまた、ネットワークレベルでのトラフィックの監視、あらゆる問題のトラブルシューティング、QoS(quality of service)の管理、ネットワークインフラの保護、安全なアクセス制御などを講じて、ネットワーク接続問題に対処することが可能だ。
恐らく最も重要なことは、IT部門がユーザーに真実を伝えることだろう。VDIに遅延や途絶はつきものであり、ユーザーがすぐに接続できないとき、管理者はなぜそうなったのか、どのように解決しようと取り組んでいるか、正直に説明する必要がある。
VDI環境下での印刷はなぜこれほど難しいのか?
簡単なことであるにもかかわらず、印刷は昔から常にIT部門の頭痛の種だった。VDI環境下での印刷はその頭痛を最悪の片頭痛に変えてくれるだろう。
モバイルデバイスになると問題はより複雑になる。VDI接続したスマートフォンやタブレットからの印刷は、手順が複数の段階に及ぶからだ。ユーザーは印刷前にファイルが正しいフォーマットであるか確認しなければならない。次に、そのファイルをローカルからデバイスに転送しなければならない。それが完了するとファイルを印刷できるが、一般的にはそこで何らかのサードパーティー製ソフトウェア(例えば、独ThinPrint、米Tricerat、カナダUniPrintなどのVDI印刷ソリューション)が要求される。このプロセスが失敗の大きな原因になっているのだ。
最も一般的な印刷問題の原因は非常にシンプルだ。不適切な設定により、プリンタ転送機能が印刷ジョブを間違ったところへ送っているのだ。その他、印刷問題の原因には、ドメインコントローラーで実行するターミナルサービス、プリンタドライバの欠落、印刷権限の不足などがある。
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