「Chrome」「Firefox」、そして「Microsoft Edge」
Webブラウザ使いこなし、あなたの知らないプロの技(1/3 ページ)
「Google Chrome」「Mozilla Firefox」「Microsoft Edge」の3大ブラウザを対象に、Webブラウザの閲覧操作をぐっと便利にする拡張機能の数々を紹介しよう。
近頃のWebブラウザは実に優れており、日常的に活用できる機能が多数用意されている。その多くを実現しているのがブラウザの拡張機能だ。これを使用するには少しばかり積極的な調整や調査が必要になる。そのため、Webの閲覧操作を最大限に効率化できていない読者もいるだろう。本稿ではあまり詳しくない読者に向けて、非常に便利なWebブラウザの管理機能をまとめて紹介する。なお、本稿では、現在使用されているWebブラウザの中でも高い人気を誇る米Googleの「Google Chrome」、米Mozilla Foundationの「Mozilla Firefox」、米Microsoftの「Microsoft Edge」を対象にする。
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ブラウザはMicrosoft製品だけじゃない
ブラウザの拡張機能とは
ブラウザの拡張機能は、ブラウザに新たな機能を追加するために開発された小規模なソフトウェアだ。サードパーティーによって開発されたものもあるが、ブラウザの提供元自らが開発しているものが多い。ただし、プラグインと混同しないように注意されたい。プラグインは、動画の再生やフラッシュアニメの視聴などの処理をブラウザで行えるようにする小規模なソフトウェアだ。一方、拡張機能はブラウザのインタフェースに追加するもので、ブラウザの閲覧操作をより快適なものにすることを目的としている。拡張機能は目立たないものが多く、小さなアイコンやボタンとしてブラウザのツールバー上によく表示される。
不要なポップアップ広告をブロックするものから、Webサイトを別の言語に翻訳するものまで、多種多様な拡張機能が存在する。ブラウザの拡張機能は、簡単に見つけてインストールできる。Chromeの拡張機能はGoogleの「Chromeウェブストア」、Firefoxの拡張機能はMozillaのWebサイトの「Add-Ons」セクションで探せる。本稿執筆時点ではEdgeの拡張機能は存在していない。だが、今後のリリースで対応が予想される。
表示していないタブを休止状態にする
一度に1つか2つのウィンドウを開いてのんびりWebを閲覧する人もいれば、十数個ものウィンドウを開くマルチタスクワーカーもいる。数十個や数百個ものタブを開いて巧みに切り替える「スーパーマルチタスクワーカー」であれば、表示していないタブを一時停止できることの重要性は既に身をもって体験しているだろう。表示していないタブを休止状態にすることで、メモリの使用量を最小限に抑えられる。その結果、表示していないタブによる無数のブラウザセッションが原因でPCの動作が非常に遅くなる事態を防ぐことができる。
Chromeにはアクティブなタブを休止状態にできる機能は組み込まれていない。だが、それを実現する拡張機能は多数ある。Visiboの「Too Many Tabs for Chrome」をインストールすると、各タブの隣に表示される黄色い矢印をクリックして個々のタブを休止状態にできる。矢印をクリックするとタブは独立した縦長のウィンドウに移動し、そこから個別にアクセスできる。
Chromeには、もう少し明快で簡単に使えるsuspensionlabsの「The Great Suspender」という拡張機能もある。The Great Suspenderを使用すると、タブを1つずつ一時停止することも、全てのタブを一括で休止状態にすることもできる。休止状態の解除も同様だ。つまり、タブは個別にまたは一括で解除できる。タブが自動で休止状態になるように、さまざまな時間間隔でスケジュールを設定することも可能だ。その間隔は20秒から3日までとなっている。追加機能を使うと、インターネット接続中に自動で一時停止を実行し、後でアクセスできるようにブラウザセッションを保存して、スクリーンキャプチャーを行うこともできる。また、キーボードショートカットとURLのホワイトリストもサポートしている。
Chromeと同様、Firefoxにもタブの一時停止機能は組み込まれていない。だが、それを実現する拡張機能は多数ある。Piro氏の「Suspend Tab」がその一例だ。ただし、タブを手動で選択することはできない。その代わり、一定の時間が経過すると自動的にタブが休止状態になるように構成することは可能である。その時間は、1ミリ秒から設定可能で上限はない。また、特定のURLを一時停止の対象から外すこともできる。一方、firefox.extの「UnloadTab」は、個々のタブを右クリックしたときに表示されるドロップダウンメニューに「Unload Tab」オプションを追加する拡張機能だ。全てのタブを休止状態にしたり、特定のURLがアクティブになるように設定できる。また、他にもさまざまな構成可能なオプションが用意されている。
現在のところ、Edgeはタブの一時停止をサポートしていない。だが、初期段階を抜ければ変わることが予想される。
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