一筋縄ではいかない

OpenStackのスケーラビリティはIT担当者にとって“我慢大会”

OpenStackのコンポーネントは絶えず進化しており、そのことが返ってOpenStackのスケーラビリティ向上を阻害している。この問題が根強いのはなぜか、どうすれば克服できるのかを見ていこう。

OpenStackリリースサイクル《クリックで拡大》

 OSS(オープンソースソフトウェア)のクラウド構築基盤「OpenStack」のユーザーにとって、スケーラビリティはかねてより大きな問題となっている。OpenStackが進化を続けているからだ。OpenStackは、大規模なクラウドクラスタを構築、運用できるソフトウェアプラットフォームの提供を目的としている。だが以前から、このミッションの達成を妨げる弱点を抱えている。小規模なテスト用のサンドボックス環境ではうまく機能しても、初期運用後の大規模運用への移行が難航するケースが多い。

 OpenStackのスケーラビリティを高めるのは一筋縄ではいかない。まず、多くのベンダーのOpenStack用プラグインやツールはスケーラブルではない。スケーラビリティの強化に役立つプロプライエタリなツールを提供するベンダーもあるが、こうしたツールにはロックインのリスクがある。

OpenStackのスケーラビリティ問題を分割

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この記事の著者

Jim O'Reilly
Jim O'Reilly

ITベンダーGermane Systems(Mercury Systemsが買収)のエンジニアリング担当バイスプレジデントを務め、米国海軍向けのサーバとストレージ開発を率いた。IT分野のスタートアップの経営に携わる他、クラウドコンピューティングのコンサルタントとして活躍した経験も持つ。

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