データセンター担当者が称賛する機能とは
HCI製品、最も売れているベンダーは? 調査で分かった期待と現実(1/2 ページ)
機能性や拡張性、使いやすさに後押しされ、企業はハイパーコンバージドインフラ(HCI)を採用する方針を取りつつある。実際に導入してみてわかったHCIの魅力的な機能について市場調査結果と併せて説明する。
データセンターの機器やシステムを購入する担当者の間でにわかにハイパーコンバージドインフラ(HCI)が、人気を集めている。データセンター担当者は、これまで複数の製品の中から個々に選び、組み合わせるといった非常に手間がかかる作業をしていた。ストレージやシステム構築および仮想化を単一のプラットフォーム(システム基盤)で導入できるHCIのメリットはデータセンター担当者にとても魅力的に映るのだろう。
TechTarget調査レポート(TechTarget Research)によると、HCIを試す理由は、スピード、シンプルであること、コスト削減が上位に挙がる。回答者は具体的に、調達のしやすさ、導入時間、シンプル化されたインフラ、統合によるコストの削減、管理の合理化、単一のベンダーから調達することによる技術サポート負担の軽減を、HCI製品を導入する筆頭の理由として挙げた。
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HCI導入企業が選んだベンダーは?
米市場調査会社IDCの報告では、HCI製品市場は2017年第1四半期で前年同期比65%の伸びを示した。売上高は6億6500万ドルに達し、HCIはコンバージドインフラ市場全体の4分の1近くを占めた。
TechTarget Researchの最新調査によれば、過去1年の間にHCIを導入した企業が選んだHCIベンダーは、Nutanix(20%)とDell EMC(15%)が上位だった。5位以内にはHewlett Packard Enterprise(14.6%)、SimpliVity(4.9%)、Supermicro(4.9%)が入った。今後は2017年にSimpliVityを買収したHewlett Packard Enterpriseが市場シェアを拡大できるかどうかが注目される。
回答者の40%はHCIの調達に関して値引きを受けたと回答した。値引き率は10~24%が中心で、HCI製品を調達したバイヤーの5人に1人はこの範囲内でHCIの値引きを受けていた。値引き以外にも、ベンダー各社は専門的な別サービス(プロフェッショナルサービス)、独自の支払い条件、1年間のメンテナンス延長、サービスレベルの強化などを提供している。
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