バックアップ対その他【後編】

レプリケーション対バックアップ 必要なデータ保護手段は?

レプリケーションにはどのようなメリットがあり、どのような欠点があるのか。スナップショットとは何が違うのか。バックアップは不要になるのか。同期/非同期レプリケーションの真価を検討する。

 バックアップ、スナップショット、クローン、レプリケーションはいずれもデータ保護に役立つ手段だ。前編( Computer Weekly日本語版 6月17日号 掲載)では、スナップショットについて詳しく解説した。

 今回は、特にストレージアレイ間のレプリケーションを取り上げる。重要なのは、他のデータ保護手法との比較の中でレプリケーションを定義し、その長所と短所を示すことだ。

 IT業界では、ある技術が厳密にどのようなもので、何を行うかという点が明確にされないことがあまりにも多い。重要なのは何を行うかだ。それは、さまざまな技術がどのように機能するかで各技術の組み合わせ方が決まるからだ。

レプリケーションとスナップショットの違い

 レプリケーションは、基本的にはストレージのクローンを作成する方法だ。つまりドライブ、ボリューム、論理ユニット番号(LUN)などのレプリカを作成する。ほとんどの場合、正確なコピーを用意するのが目標だ。レプリカはある瞬間のコピーになることもあれば、最終結果のコピーになることもある。

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