「脱クラウド」戦略の基本【中編】

「脱クラウド」を成功させるヒント “隠れコスト”に要注意

「脱クラウド」戦略を検討する際は、社内のさまざまな関係者を巻き込み、さまざまな注意点に目を向ける必要がある。具体的にどのようなポイントを押さえておくべきなのか。

 クラウドサービスからオンプレミスのインフラにシステムを移行させる「脱クラウド」「オンプレミス回帰」。IT部門がそのための「出口戦略」を立案するに当たっては、さまざまな関係者を巻き込む必要がある。契約、技術、法務、データガバナンスといった業務の担当者などだ。こうした業務の担当者は、考慮すべき重要な事項をさまざまな観点から提示してくれる。例えば

  • リソースのスケールアップやスケールダウンにかかる“見えない”コストがあるかどうか
  • クラウドサービスで障害が発生した場合に誰が責任を負うべきか
  • データを物理的にどこに保存すべきで、その保存場所は規制やコンプライアンスの問題にどう影響するか

といった問題に関する示唆に富んだ意見や指針を示してくれるだろう。

脱クラウド戦略で見落としてはいけないポイント

 脱クラウドに向けた出口戦略は、自社のクラウドサービスの利用方針に関して包括的な内容にすべきだ。「クラウドベンダーとの関係を終わらせるときに何が起こり得るかを予期しておくことも欠かせない」。テクノロジー系の案件を扱う法律事務所Culhane Meadowsの共同設立者、ジェームス・メドウズ氏はそう話す。

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George Lawton
George Lawton

ロンドンに拠点を置くフリーランスのジャーナリスト。テクノロジーやビジネス分野を中心に30年以上の執筆経験を持つ。DevOps、人工知能(AI)技術、感情知性(Emotional Intelligence)、変革的リーダーシップ理論などの分野に関心を持つ。

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