「仕事がはかどるタブレット」の条件【後編】
「Surface Pro 7」「Surface Go 2」「ThinkPad X1 Yoga」 仕事用で選ぶなら?
仕事に適したタブレットがあればモバイルワークがはかどる。「どのような作業に使いたいか」という目的に基づいて「Surface Pro 7」「Surface Go 2」「ThinkPad X1 Yoga」のスペックに注目し、それぞれの強みと弱みを探る。
前編「仕事ならiPadよりWindows 10? もう“大きなスマホ”ではないタブレットの用途」に続く本稿は、業務用タブレットとして注目する価値がある「Windows 10」搭載タブレットを紹介する。Windows 10タブレットの導入と管理を検討している企業はぜひチェックしてほしい。
- Microsoft「Surface Pro 7」
- Microsoft「Surface Go 2」
- ThinkPad X1 Yoga
併せて読みたいお薦め記事
「2-in-1」の動向
- 2画面スマホ「Surface Duo」を買いたくなる人、スルーする人を分ける条件
- 画面が折り曲がるフォルダブルPC「ThinkPad X1 Fold」は実用的なのか?
- Pixel 3aにも搭載へ 「Android Q」は5Gや“曲がるスマホ”フォルダブルを実現
「ThinkPad」の関連情報
Surface Pro 7
「Surface Pro 7」は長く人気のあるMicrosoftタブレットブランドの最新モデルだ。1つ前の「Surface Pro 6」から大幅な変更はないが着実に進化している。USB Type-Cポートに加えて、マルチタッチとスタイラスペン操作が可能な12.3型ディスプレイ(「PixelSense Display」)を備え、無線LAN規格「IEEE 802.11ax」(Wi-Fi 6)が利用できる。メモリ容量は4~16GB、ストレージ容量は128GB~1TB。
Surface Pro 7の難点は、バッテリー駆動時間が旧モデルのSurface Pro 6(公称最大13.5時間)より短いことだ。Microsoftが発表している最適な条件下での公称値は最大10.5時間だが、実際は6時間前後だと報告するエンドユーザーもいる。公式オンラインストアでの最小構成価格は749.99ドル(10万9780円、丸かっこ内の価格は国内公式オンラインストアでの税込み価格)からで、ストレージ容量やその他の構成オプションによって変動する。
Surface Go 2
Microsoftには低価格で携帯性の高い「Surface Go 2」というモデルもある。公式オンラインストアの最小構成価格は399.99ドル(6万5780円)から。バッテリー駆動時間は公称値で最大10時間だが、これはエンドユーザーのリソース消費状況によって変わる。Intelのプロセッサ「Intel Core m3」搭載で、LTEによる通信機能を追加した公式オンラインストアの最上位構成価格は729.99ドル(10万7580円)で、メモリ容量は8GB、ストレージ容量は128GBだ。
外出先で使用することが多い場合はSurface Go 2が適しているだろう。最高級機種のビジネス向けタブレットほどのパワーはないが、軽量で持ち運びしやすく、標準的なビジネス作業は十分にこなせる。
ThinkPad X1 Yoga
Microsoft製以外にもWindows 10タブレットは幾つもある。最新機種ではないが、候補になり得る機種にLenovoの2-in-1デバイス(ノートPCとしてもタブレットとしても利用できるデバイス)「ThinkPad X1 Yoga」の2019年モデルがある。同社公式オンラインストア直販モデルは、最小構成でIntel製プロセッサ「Intel Core i5」(国内モデルは「Intel Core i7」)と容量8GB(国内モデルは16GB)のメモリ、容量256GB(国内モデルは512GB)のフラッシュストレージを搭載し、タッチ操作可能な14型ディスプレイを備え、スタイラスペンが付属する。ドキュメント作成やメール処理といった日常的なビジネスタスクに適している。
ThinkPad X1 Yogaのバッテリー駆動時間は、Lenovoの公称値では最大19時間だ。ただし画面解像度を4K(3840×2160ピクセル)に設定すると、それよりも低い解像度の場合と比べてバッテリー駆動時間は短くなる傾向がある。公式オンラインストアにおける直販モデルの最小構成価格は3137ドル(国内税込価格は35万8600円)からだが、クーポンを適用した実質価格は1200ドル程度(同14万8500円程度)から。
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社キーエンス] なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは -
製品資料
[株式会社セールスフォース・ジャパン] 「CRMは設計と無関係」は本当か? PLMとの融合で実現する高速開発 -
事例
[日本ヒューレット・パッカード合同会社] AIエージェントの時代にどう備える? 「新たな働き手」を支える3要素とは -
製品資料
[日本ヒューレット・パッカード合同会社] “横並びの自動化”から脱却、AI活用で生産性と競争力を高める秘訣 -
製品資料
[サイボウズ株式会社] AIが「わざわざ使うツール」になっていない? 業務で自然に使う導線にする秘訣
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
2
法務と開発者で「言葉が通じない」問題 トヨタやソニーが語るOSS管理の真実
-
3
ChatGPTは“検索しまくり”でGeminiは“淡泊”? データが明かすAIの裏側
-
4
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
5
「中堅・中小企業のネットワーク・セキュリティ運用実態」に関するアンケート
-
6
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
7
「Wi-Fi 7」経由でWindowsが乗っ取られる? 最高権限奪取の恐怖
-
8
情報漏えいはなぜ繰り返されるのか 今すぐ見直すべき「境界」
-
9
情シスの約8割が転職や退職を意識 調査で分かった“辞めたくなる最大の理由”
-
10
【漫画付き】ひとり情シス協会が明かす、RAG導入でしくじる企業「2つの共通点」
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
家庭用Wi-Fiルーターの業務利用は危険? 避けるべき理由と具体的な対策
-
3
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
-
4
財務部門がAIを最大限に活用する方法 無駄のない戦略的リーダーシップへの道
-
5
LLMが兵器化? 元FBI高官が鳴らす警鐘とセキュリティツール統合のポイント
-
6
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
7
なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは
-
8
生成AIを開発に導入しても効果が見えない? 実証実験で分かった成果と課題
-
9
経産省DX指針から読み解く、受発注業務デジタル化ロードマップ
-
10
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー