2020年03月09日 05時00分 公開
特集/連載

2画面スマホ「Surface Duo」を買いたくなる人、スルーする人を分ける条件「Surface」ブランドを取るか、アウトカメラを取るか

Microsoftの「Surface Duo」は、折り畳み式のディスプレイと、Googleの「Android」を搭載する「Surface」ブランドのスマートフォンだ。ビジネスユーザーはSurface Duoをどう評価するのだろうか。

[Reda Chouffani,TechTarget]

 Microsoftは2019年10月に開催した開発者向け年次カンファレンス「Microsoft Ignite」で、OSに「Windows」ではなくGoogleのモバイルOS「Android」を搭載する最新タブレット「Surface Duo」を発表した。同社の2-in-1(ノートPCとしてもタブレットとしても使えるデバイス)「Surface」製品群の流れをくむ小型の筐体とAndroidを組み合わせたこの新製品に、企業やビジネスユーザーがどのような反応を示すかは未知数だ。いずれにしても企業はSurface Duoを評価し、採用する価値があるかどうかを判断する必要がある。

折り畳み式デバイスの開発が進むスマートフォン市場

 2020年末発売のSurface Duoは、折り畳み式のデバイスで、Surface製品群の最新モデルだ。大画面が利用できる一方で、折り畳むと片手に収まる。Surface Duoは2枚の5.6型ディスプレイがヒンジで接続されており、開くと8.3型程度の大きさのディスプレイとなる(写真1)。

 エンドユーザーはSurface Duoを幾つかのモードで操作できる。最も利用されそうなのが、写真のように2枚のディスプレイを合わせて8.3型相当の画面として使うモードだ。折り畳んでシングルディスプレイのAndroidモバイルデバイスのように使うこともできる。

 Surface Duoのような折り畳み式モバイルデバイスの魅力は、スマートフォンとしての携帯性を犠牲にすることなく、より大きな画面が使えることにある。折り畳み式モバイルデバイスの開発ではSamsung Electronicsが先陣を切った。だが同社の「Galaxy Fold」はディスプレイに問題があり、2019年4月に計画していた発売を直前になって延期した。

 Huawei TechnologiesやOPPO Electronics、Motorola Mobility、そしてMicrosoftといったベンダーは、先行企業のSamsungが直面した折り畳み式デバイスのハードウェアにおける課題を回避しつつ、Galaxy Foldに似たデバイスの提供に乗り出している。Samsungもその後軌道修正して、折り畳み型デバイスを販売している。

写真 写真 Surface Duoは2枚のディスプレイを開くと、大型ディスプレイのスマートフォンに変化する《クリックで拡大》

Surface Duoは売れるのか

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