すぐできる社員のストレス軽減策リスト【第4回】
Webビール工場見学からZoomコスプレ会議まで コロナ禍のストレス軽減イベント
従業員同士が直接会うのが難しいコロナ禍でも、企業は工夫次第でさまざまな従業員向けイベントを企画、実施できる。従業員の息抜きの場になり得るイベントの案を幾つか紹介する。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)に伴う行動制限が続く中、企業が従業員同士の結束を固めるには何をすればよいのか。有力な手段となり得るのが、チームスピリットを維持するためのさまざまなイベントをオンラインで実施することだ。これらのイベントを従業員のストレス軽減に生かすこともできる。
第3回「Web会議の前にこそ“禅の呼吸”を 『マインドフルネス』の具体的な実践例」に続く本稿は、従業員のストレス軽減に役立つイベントについて、幾つかのアイデアを挙げる。従業員が「参加しなければ」というプレッシャーを感じないようにするには、企業はこうしたイベントを任意参加にすることが重要だ。
併せて読みたいお薦め記事
コロナ禍で、従業員のストレスをどう管理するか
人事関連の注目トピック
施策20.Web休憩室を設置する
パンデミック下でオフィス出社が難しい企業もある。従来の休憩室の代替手段として、何らかの形で休憩室と同様の場をオンラインで再現した「Web休憩室」を設置する。ビジネスチャットツールやWeb会議ツールは、こうしたWeb休憩室の手段として役立つ。
施策21.Web工場見学ツアーを実施する
Web工場見学ツアーを開催し、従業員が集い、楽しく過ごせるようにすれば、従業員のストレス発散に役立つ。例えばビール工場の見学であれば、従業員は仕事の後で飲みに行くときと同じような感覚を味わえる。近隣のビール工場やワイナリーが、こうしたWeb工場見学ツアーを実施している可能性がある。
施策22.誕生会や送別会の実施
お祝いや激励の慣習を維持することは重要だ。チームメンバーがインターネット経由で記入できるメッセージカードなどのオンラインツールを使えば、従業員の誕生会や送別会を引き続き実施できる。
施策23.ドレスアップ「Zoom」会議の実施で“Zoom疲れ”を払拭する
「Zoom」をはじめとするWeb会議ツールは今では不可欠なツールとなった。一方で“Zoom疲れ”を感じている従業員がいる可能性がある。Zoom疲れを克服し、よりストレスなくWeb会議を実施する方法は幾つかある。例えば特別なイベントや会議では、お気に入りの架空キャラクターやスポーツ選手の扮装(ふんそう)で参加するよう従業員に呼び掛けてもよい。
施策24.Web会議ツールを使ったクイズ大会を開催する
Web会議ツールを使ったクイズ大会の実施も、従業員のストレス解消に一役買う。クイズ大会を実施すれば、従業員は自分の知識を披露して楽しめる。
施策25.Web会議ツールを使った料理教室を開催する
パンデミックに伴う行動制限を背景に、自宅で料理をするようになった人がいる。自宅でできる楽しいことを探しているからだ。料理に精通した従業員が中心となって料理教室やパン作り教室を開催し、他の従業員も参加できるようにしてもよいだろう。
施策26.オンラインゲームイベントを開催する
オンラインゲームファンの従業員が、複数人で楽しめるゲームを幾つか見つけ、仕事後に社内の他のゲームファンとゲームを楽しむイベントを開催できるようにする。
施策27.クラフトナイトを開催する
何か形のあるものを作ることで、リラックスできる従業員もいる。人事部門は、容易に作れて高い満足感が得られるハンドクラフト作品を見つけ、従業員に対して作品作りを奨励したり、作品作りをするイベントを実施したりするとよい。
施策28.Web上に共同作業場を設ける
オフィスの雰囲気の再現を図り、従業員のつながりを強めることで、従業員のストレスが緩和される可能性がある。例えばビジネスチャットツールやWeb会議ツールなどを駆使して、従業員同士がおしゃべりをしながら業務を処理できる「共同作業場」を設けるのも手だ。
施策29.雑談タイムを設ける
従業員がオフィスビルのエレベーター内やコーヒーマシンのそばで出くわすことがないと、自然に生まれる会話は少なくなる。そうすると従業員は孤独感やストレスを抱きやすくなる。各部門の部門長は、15分程度の雑談タイムを日々の業務スケジュールに組み込み、興味があれば誰でも雑談専用Web会議に参加するよう呼び掛けるとよい。
施策30.ランチ勉強会を開催する
従業員同士で集まって、ランチを食べながらリラックスしておしゃべりできるようにすれば、従業員はストレスを発散しやすくなる。ランチを食べながら勉強会や情報交換などをするランチ勉強会を実施する際は、企業の最新動向やビジネス関連のトピックをテーマにすると効果的だ。一方で従業員が同僚に「料理作りのベストプラクティス」や「部屋を心地よくする方法」といった魅力的なトピックについて解説する場にしてもよい。
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