TechTarget発 世界のITニュース
MicrosoftがTeamsアプリの開発ツール群を提供 ユーザー数は増加するのか?
Microsoftは「Teams」の魅力を高めてユーザーを増やすために、Teams用アプリケーションの開発を支援するツール群を投入する。開発者にとって何が変わるのか。
Microsoftは、ユニファイドコミュニケーション(UC)システム「Microsoft Teams」(以下、Teams)用のアプリケーション作成を促進するために、開発者向けのツール群を発表した。同社は2021年5月25日~27日にオンラインで開催した開発者向けイベント「Microsoft Build 2021」で、Teams向け開発ツールの強化や、開発者向けポータルの提供を明らかにした。サードパーティーのTeams用アプリケーションを豊富にして、Teamsのユーザー層を広げるのが狙いだ。
Teamsアプリケーションの開発を促進
併せて読みたいお薦め記事
Teamsを「安全に」「効率よく」使うためのヒント
「Cisco Webex」「Zoom」「Microsoft Teams」のどれを選ぶか
Microsoftは、同社の統合開発環境(IDE)「Visual Studio」に、Teams向けの開発ツール群「Teams Toolkit」のプレビュー版を追加した。これにより、開発者はTeams用アプリケーションに「Microsoft Azure」のクラウドサービスを活用する際、必要なコーディング作業の手間を減らすことができる。例えばサーバレスコンピューティングサービス「Azure Functions」や、Microsoftのクラウドにあるデータに接続するためのAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)「Microsoft Graph」などが対象になる。
2021年夏には、同社はサードパーティーのアプリケーションからTeamsの映像や音声に接続できるようにするためのAPIも提供開始する。このAPIにより、文字起こしやリアルタイム翻訳などのアプリケーション開発が可能になる。
開発者向けポータル「Developer Portal」はプレビュー版の提供が開始した。Microsoftはこのポータルを提供することで、開発者のアプリケーション作成や配布、管理を支援する。開発者はこのポータルでTeamsのアプリケーションのテストや他の開発者との共同作業、アプリケーション利用者数の確認などができる。
2021年夏からはTeamsのアプリケーションストアにおいて、開発者は開発したアプリケーションをサブスクリプション形式で販売できるようになる。ユーザー企業の支払い要件に応じてクレジットカード決済や請求書の発行など、複数の支払い方法を用意できるという。
Microsoftは2021年夏、TeamsのWeb会議の参加者全員が同じ場所にいるかのように表示する「Together Mode」も追加する計画だ。開発者は開発者ポータルから専用の画像をインポートし、会議の背景をカスタマイズすることもできるようになる。
TechTarget発 世界のITニュース
新製品・新サービスや調査結果、セキュリティインシデントなど、米国TechTargetが発信する世界のITニュースをタイムリーにお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 世界のITニュース
新製品・新サービスや調査結果、セキュリティインシデントなど、米国TechTargetが発信する世界のITニュースをタイムリーにお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
技術文書・技術解説
[Jamf Japan 合同会社] MDMだけでモバイルセキュリティは十分? 不足する対策を16項目でチェック -
事例
[Wrike Japan 株式会社] 世界的な家電メーカーが実践する「クリエイティブプロセス効率化」の方法とは? -
事例
[Wrike Japan 株式会社] 世界的テクノロジー企業に学ぶ、プロセス標準化とプロジェクト納品自動化の秘訣 -
事例
[Wrike Japan 株式会社] ソニー・ピクチャーズ テレビジョンに学ぶ、次世代サービスデリバリーのヒント -
事例
[Wrike Japan 株式会社] ソミック石川に学ぶ、ICT浸透後に直面した「工数管理」の課題と解決策
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Copilot」はなぜ放置される? “議事録要約止まり”を脱する処方箋
-
2
脱VMwareの前提が崩れる BroadcomのVDDK公開停止で確認すべき点
-
3
Oracle巨大ITプロジェクトはなぜつまずいたのか 8年で導入1割、追加で170億ドル
-
4
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
5
「Microsoft一択」で本当にいいのか 知らぬ間にライセンス費用が膨らむ真相
-
6
Microsoft製品でここまで自動化できる 情シスがやめられる手作業10選
-
7
【基本情報技術者試験】「デュプレックスシステム」と「デュアルシステム」の違いは?
-
8
ANAが専用回線から移行した「NaaS」の全貌 ネットワーク準備が数カ月から数週間に
-
9
「プログラマー不要論」にThe Linux Foundationが示した答え
-
10
「Microsoft 365」が乗っ取られる 跡形もなくMFAを破る手口
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
マンガで解説:「ゼロトラスト」「SASE」の必要性とメリット
-
2
5回聞くだけじゃ足りない? トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践方法
-
3
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
4
AIエージェントで多様な日常業務を効率化するための入門ガイド
-
5
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
6
国税庁の次世代基幹システム「KSK2」稼働開始に向けて、対応すべき変更点とは?
-
7
5分で分かる「セキュア大容量ファイル転送サービス」の機能とメリット
-
8
ドラマで分かる、標的型攻撃メールの被害を受ける企業と回避できる企業の分岐点
-
9
「脱Excel」か「Excel快適化」か? 現場にやさしい業務改善の進め方
-
10
少額減価償却資産が40万円未満へ拡大、令和8年度税制改正で押さえるべき変更点
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー