代表的なWeb会議ツールに、Zoom Video Communicationsの「Zoom」やMicrosoftの「Microsoft Teams」、Cisco Systemsの「Cisco Webex」がある。これらのWeb会議ツールの導入を検討するときは、ユーザー企業は「自社の業務内容と投資計画、5年後の目標を明確にする必要がある」と、ユニファイドコミュニケーション(UC)関連の調査を手掛けるKelCorでプリンシパルアナリストを務めるブレント・ケリー氏は説明する。
「自社の業務や投資計画に重なる分野へ投資するベンダーを選ぶとよい。イノベーションは投資されている分野で生まれるからだ」とケリー氏は主張する。例えばMicrosoftとCiscoは、店舗や流通、製造、病院などの現場の担当者向けアプリケーションに加え、会議室で利用するデジタルホワイトボードやWebカメラなどのUCデバイスに投資している。一方でZoom Video Communicationsの投資分野には、チーム用の仮想ワークスペースやテレフォニー(電話による通信)がある。企業はZoom、Teams、Webexのいずれかを選択する上で、こうした投資分野やロードマップも考慮する必要がある。
IT戦略コンサルティング会社PKE Consultingのプレジデント兼プリンシパルコンサルタントのフィル・エドホルム氏も、企業はWeb会議ツールの選定に当たり、自社の事業計画との整合性を考える必要があると話す。
残念なブランド体験で8割の顧客は「もう買わない」――Sitecore調査
消費者にとって不都合な事象が発生した際にも、ブランドを好きでいられるのは10人に1人。
ナイキとアディダスに学ぶ ファンを増やす企業文化とは?
スポーツにおけるトップブランドの座を巡ってし烈な競争を繰り広げてきたナイキとアディ...
DXにおける「コンサルティング力」とは?
DXが加速する中でコンサルティング人材へのニーズが高まっています。DXにおける「コンサ...