2020年06月23日 08時30分 公開
特集/連載

「Google Meet」がZoomとの競争に出遅れた理由 「Gmail」成功が足かせに?激化するコミュニケーションツール市場の争い

GoogleのWeb会議ツール「Google Meet」は、機能の充実やコンシューマーへの無償提供といった取り組みで「Zoom」「Microsoft Teams」といった競合に後れを取っている。なぜ出遅れたのか。

[Jonathan Dame,TechTarget]

 Googleは、競合各社の後を追う形でWeb会議ツール「Google Meet」の無償提供に踏み切った。この動きは競合のZoom Video CommunicationsのWeb会議ツール「Zoom」に追い付く助けになり得るが、アナリストによるとMeetには依然としてビジネスユーザーに不可欠な機能が欠けているという。具体的にはバーチャル背景機能、投票機能、グループ分け機能などだ。一度に画面に表示できる人数も16人までとZoomの49人よりも少ない。

 2020年3月にGoogleは、クラウドオフィススイート「G Suite」のユーザーがMeetの最新バージョンを利用できるようにした。その後、Meetが誰でも無料で利用できるようになったのは同年5月に入ってからだった。

 Microsoft、Zoom Video Communications、Cisco Systemsは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に拡大すると程なく、無料版のWeb会議ツールの機能を拡張した。Meetの一部無料化が遅れたことで、Googleはユーザーを失った可能性がある。「この競争からGoogleが離脱することはまずないだろう。だが同社は不意を突かれたのだ」と、調査会社Wainhouse Researchの上級アナリストであるクレイグ・ダール氏は言う。

Meetはなぜ出遅れたのか

ITmedia マーケティング新着記事

news076.jpg

メディア化する企業が勝つ時代の動画マーケティングはどうあるべきか
見込み客の興味についての理解を深化させ、イベントの価値を最大化し、人々の注目を獲得...

news114.jpg

B2B企業のSEO記事コンテンツ制作、「外注に失敗」の経験が8割超――EXIDEA調査
SEOのノウハウはもちろん重要ですが、記事制作を外注するに当たっては、自社や業界のこと...

news027.jpg

さようならiPod Appleへの20年の貢献度を振り返る
ポータブルミュージック40年の歴史とともに、その偉業を振り返ってみましょう。