新型コロナウイルス感染症対策でテレワークが広がり、インターネットのトラフィックが急増しても、全面的なインターネット停止には至らなかった。どのような対策が講じられているのだろうか。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が拡大し、企業の間で在宅勤務などのテレワークの実施が広がったことで、インターネットのトラフィック(通信量)は急増した。仮にネットワークインフラが10年前のままだったなら、今回のようなトラフィックの変動に耐えることはできなかっただろう。
インターネットサービスプロバイダー(ISP)や通信事業者はトラフィック変動に対処するためにネットワークインフラを継続的に強化している。ISP事業を手掛けるCenturyLinkで、CTO(最高技術責任者)を務めるアンドリュー・デュガン氏は、今回のような事態になってもインターネットが持ちこたえることができた要因は主に4つあると説明する。
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