iOSとAndroidで使用可能に
スマホで撮影したメモがWordに、無料スキャンアプリ「Microsoft Office Lens」の手放せない便利さ
議事録やドキュメント、名刺を撮影して、自動的に調整して編集可能なWordファイルや検索可能なPDFファイルに変換する「Microsoft Office Lens」について、使い勝手をレビューする。
米Microsoftの「Microsoft Office Lens」は、OCR(光学式文字読取装置)を使用して、ホワイトボードやドキュメントの写真を編集可能な「Microsoft Word」「Microsoft PowerPoint」ファイルまたは検索可能なPDFファイルに変換するアプリケーションだ。Windows Phone向けのアプリケーションは1年前から提供されていた。だが今回、米Googleの「Android OS」向けと米Appleの「iOS」向けのアプリケーションが新たに提供されるようになった。これは特に目新しい機能ではないが、いつものようにMicrosoftは幾つかの便利な機能を組み込んでおり、業務で有効活用できるアプリケーションとなっている。
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Office Lensでデジタル化されたテキスト
Office Lensが優れているのは、デザインと動作の両方が非常にシンプルで、洗練されていることだ。アプリケーションを起動すると、4つのボタンが表示されたカメラモードになる。用意されているボタンは下記となっている。
- フラッシュのオン/オフの切り替えボタン
- 「ドキュメントモード」「ホワイトボードモード」「標準写真モード」の切り替えボタン
- 写真のインポートや最近の履歴へのアクセス、写真の解像度の設定などのオプションのドロップダウンリストを表示するボタン
- ディスプレイの下部に表示されているシャッターボタン
直観的なデザインのおかげで、Office Lensは簡単に操作できる。標的にカメラを向けると、自動的にテキストを識別し、その標的の周りに最適な白い枠を描画する機能が起動する。Office Lensのもう1つの優れた機能は、どの角度からの構図で撮影しても構わないことだ。テキストはトリミングや修正、傾きの調整などが自動的に行われ、真っすぐ均一に表示される。
納得できる画像をOffice Lensで撮影できたら、最終処理の前に手動でトリミングすることも可能だ。その後、接続しているMicrosoftの「OneNote」または「OneDrive」アカウントに、Word、PowerPointファイルまたはPDFファイルの形式で画像を保存できる。画像はWordまたはPowerPoint形式に変換すると編集可能になり、PDF形式に変換すると検索可能になる。Microsoftアカウントをお持ちでない場合は、スマートフォンのローカルメモリに画像を保存することもできる。
Office Lensのもう1つのセールスポイントは、名刺を撮影して、その情報をスマートフォンの連絡先リストに転送できることだ。テストしたところ、上手く行くこともあったが、複雑なデザインの名刺だと上手く行かないこともあった。この機能については改善の余地があるだろう。既存の写真をアプリケーションにインポートする機能は便利だが、残念ながらインポートした画像にはOCRも傾きの調整も適用できない。
Office Lensは議事録を撮影し、簡単に共有/検索できるデジタル形式に変換してチームの時間を節約できるアプリケーションとして提供されている。だが、Office Lensの機能を活用できるのは仕事だけではない。経年劣化の恐れがある重要な文書や領収書を撮影して永久保存版のデジタルコピーを作成することも可能だ。Office Lensは、AndroidとiOSで2015年6月26日現在、無料でダウンロードできる。なお、このアプリケーションを使用するには、Android 4.1以降のモバイル端末またはiOS 8.0以降の「iPhone」「iPad」が必要だ。
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