自宅LANのセキュリティを確保する6大対策【後編】
在宅勤務を危険にする「知識不足」「モバイル」「不審ソフト」への対処法は?
インターネットに家庭内LANを介して接続する際、何に注意を払うべきだろうか。データプライバシーを保護するための対策を3つの観点に基づいて解説する。
在宅勤務の普及やネットワークの拡大を受け、家庭でさまざまなデバイスをインターネットに接続する場面は少なくないだろう。そのような環境でセキュリティを確保するために実施すべきことを、前編「『パスワードは最低12文字』では不十分? 在宅勤務での情報漏えいを防ぐ方法」に続いて紹介する。
- 強力なパスワードの使用(前編で紹介)
- マルウェア対策(前編で紹介)
- プライバシー保護(前編で紹介)
- 正しいセキュリティ知識の習得
- モバイルデバイスの保護(会員限定)
- 信頼できないソフトウェアの排除(会員限定)
4.正しいセキュリティ知識の習得
セキュリティ対策製品が個人データの保護に果たす役割を理解することは大切だ。デバイスの脆弱(ぜいじゃく)性を取り除くためのソフトウェア更新プログラムの適用も怠ってはならない。セキュリティに関する教育や啓発トレーニングも有効だ。機密情報の詐取を目的としたフィッシング、ソーシャルエンジニアリング攻撃(心理的な隙を狙う攻撃)といったオンライン詐欺を撃退し、エンドポイントを安全に保つのに役立つ。
5.モバイルデバイスの保護
モバイルデバイスが保有する個人データを狙う攻撃に対抗するためには、以下の原則に留意する必要がある。
- 公衆無線LANを使わない
- モバイルデバイスに対する主な攻撃起点の一つだ
- 顔、指紋、声などの生体認証を導入する
- パスワードの代わりとなる認証方式として利用できる
- 悪質なアプリケーションを使わない
- こうしたアプリケーションはモバイルデバイスにとって急速に危険性が増大する脅威だと言える
- リモート操作でのロックとデータ消去を有効にする
- モバイルデバイスを紛失したり盗まれたりした場合、デバイスを保護するために不可欠な手段となる
6.信頼できないソフトウェアの排除
自宅で使用または所有する私物デバイスはサイバー攻撃を受けやすい。未知の、あるいは信頼性の低い配布元からソフトウェアをダウンロードしてはならない。正規の配布元を装った悪質なWebサイトに注意すべきだ。デバイスにインストールするソフトウェア数を最小限に抑え、使っていないものは削除することも大切になる。ソフトウェア全てを定期的に更新した上で、マルウェア対策製品、メールセキュリティ対策製品といった補助的な製品も併用するとよい。
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[o9ソリューションズ・ジャパン株式会社] 「改正物流効率化法対策」徹底解説 総物流費を抑制するサプライチェーン戦略 -
製品資料
[o9ソリューションズ・ジャパン株式会社] 「サプライチェーン最適化」実践ガイド:効果的な意思決定を実現する秘訣とは? -
製品資料
[株式会社リンプレス] 非デジタル/IT人材を「自走するDX推進者」に変えるための育成ロードマップ -
市場調査・トレンド
[ワンアイルコンサルティング株式会社] AI時代の組織設計:「判断と責任」を人に残すための2つの原則とは? -
技術文書・技術解説
[ワンアイルコンサルティング株式会社] システムの保守がモダン化を阻む? 「変えない判断」から脱却する方法とは
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
1200万円のSaaS導入を回避 スギ薬局「運用費10万円」のAIエージェント構築術
-
2
「完璧な設計」なのに3000万円溶けた AWSの失敗事例から学ぶ3つの教訓
-
3
クラウド資格コレクターは評価されない? 年収1000万を分ける“OSの理解度”
-
4
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
5
高額な「AI PC」を一般従業員も使えたら? 費用のハードルを一気に下げる方法
-
6
「AIバブル」は崩壊するのか? 熱狂の後に来る“尻拭い”と4つの防衛策
-
7
LLMの「過学習」、正しく説明している文章はどれ?
-
8
「コピペ運用の限界」に直面するAI活用 7割超が“別画面”のまま使う理由は?
-
9
2035年までに1億4500万台、急拡大する「フィジカルAI」市場の勝者は誰か
-
10
IT調達担当者が知るべき「IT機器 大インフレ時代の前向きな選択肢」
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
2
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
3
Windows PCとMacの選択制で生産性向上 LINEヤフーが実践する運用管理方法とは
-
4
DX/AI投資の壁を突破、現代の最高財務責任者が直面する課題と克服のヒント
-
5
「Google Workspace」活用事例34選、先進の生成AIによる組織変革の全貌
-
6
生成AIで文書活用を進めるには? 効率化と安全性をどう両立する
-
7
「人員を増やす」という選択肢はない 情シスが負の連鎖から抜け出すには?
-
8
「問題が深刻化しやすいプロジェクト管理」から脱却する方法とは?
-
9
Linuxのスキルを証明する“激推し”の認定資格はこれだ
-
10
NTTドコモが実践したクラウド統合監視 業務量2倍でも残業削減を実現できた理由
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー