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Arcserveが3PB超のバックアップ機 搭載するSophosセキュリティ製品の用途は?
Arcserveのバックアップアプライアンス「Arcserve X Series Appliance」は、ストレージ容量を3PB超まで拡張できる。特徴はSophosのセキュリティ製品「Intercept X Advanced」を利用できることだ。その用途は。
セキュリティソフトウェアのプリインストールは、Arcserveが提供するバックアップアプライアンスの新しい標準になっている。Arcserveは2020年12月8日(現地時間)、バックアップ、リストア、セキュリティの機能を組み合わせたアプライアンス「Arcserve X Series Appliance」を発表した。
プリインストールされたセキュリティソフトウェアの中身
Arcserve X Series Applianceは、バックアップ/リストアソフトウェア「Arcserve Unified Data Protection」(Arcserve UDP)を搭載。Arcserveのクラウドサービスの他、「Amazon Web Services」「Microsoft Azure」など複数のクラウドサービスをフェイルオーバー(待機系への切り替え)先として指定できる。
ストレージ容量が異なる5つのモデルをそろえた。最大構成のモデルは「X3000DR」で有効容量は3.1PBだ。全てのモデルは標準で56個のCPUコアや1TBのRAM(2TBに拡張可能)、冗長電源ユニットを搭載する。複数のSAS(Serial Attached SCSI)接続型HDDとNVMe(NVM Express)接続型フラッシュストレージを積載可能で、20対1の重複排除率を実現できる。
Arcserve X Series Applianceの特徴は、サーバセキュリティソフトウェアとしてセキュリティベンダーSophosの「Intercept X Advanced」をプリインストールしていることだ。
Intercept X Advancedは、バックアップの状態と動作の変化をチェックして不正なアクセスを検出し、盗んだ資格情報を使用して攻撃者がバックアップ設定を操作することを防ぐ。AsigraやAcronis Internationalなどのバックアップベンダーが自社製品にセキュリティ機能を導入して、このようなタイプの侵入を防御している。
これまでもArcserveは、バックアップアプライアンス「Arcserve 9000 Series Appliance」にSophosのセキュリティソフトウェアを実装してきた。ArcserveのCTO(最高技術責任者)、イワン・ピタルガ氏によると、ユーザー企業はArcserve 9000 Series Applianceよりもスケーラブルなアプライアンスを求めていた。Arcserve X Series Applianceは、Arcserve 9000 Series Applianceよりもストレージやメモリの最大容量、CPUの動作周波数などが上回る。ArcserveはArcserve 9000 Series Applianceを引き続き販売する。
ピタルガ氏は現在、Arcserve X Series ApplianceとArcserve 9000 Series Applianceの中間に当たる容量に対する需要があるかどうかを調査しているという。同氏はまた、競合のPure Storageのデータ保護製品「FlashRecover」など高性能バックアップアプライアンスの需要についても調査している。
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