Windows 8.1のスタートボタン復活で、揺れ動くWindows 7ユーザー週間記事ランキング

スタートボタンの復活などの機能改善が施された「Windows 8.1」の底力を徹底検証。直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。

2013年11月08日 17時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 今週最も多く読まれた記事は「徹底レビュー:知らないWindows 7ユーザーは損をする『Windows 8.1』の底力」でした。従来のデスクトップPCにこだわるユーザー向けに、スタートボタンの再導入などの改良が施された「Windows 8.1」。この記事では、Windows 8.1には、デスクトップアプリやWebサイトの検索が可能な「Bingスマート検索」機能や、全体にわたって多くの改良やオプションが盛り込まれていることなどを紹介し、Windows 7派にとっても魅力的なOSであると評価しています。

 2位にもWindows 8.1関連の「実はiPad並みに使える『Windows 8/8.1タブレット』の真実」がランクインしました。この記事では、Windows 8/8.1の業務利用は時期尚早だという声は根強くあるものの、企業がモバイル戦略を推進する上でWindows 8.1導入を検討しない手はない、と解説しています。このOSの特徴を紹介しながら、導入に必要な判断材料を提示しています。

 3位にはセキュリティ関連記事が入りました。「15年で激変した金融機関のセキュリティ担当者の仕事」です。米フロリダ州で開催された米金融情報サービス共有センター(FS-ISAC:Financial Services - Information Sharing & Analysis Center)の年次サミットでのパネルディスカッションの模様を紹介した記事です。この15年を振り返ると、企業におけるセキュリティ対策は“受動的な対処方法”から“能動的な手法”へと変化し、特にこの傾向が顕著なのが金融サービス業とのこと。同業界の傾向から今後のセキュリティ動向を探っています。

 また、セキュリティ関連記事は、10位に「サイバー攻撃対策にいくら支払っていますか?」という記事がランクインしています。米国企業では、サイバー攻撃に対応する平均コストが4年連続で上昇したという調査報告書が出ているそうです。

 4位には「コードネーム『Hekaton』――注目される『SQL Server 2014』の新機能とは」が入りました。今注目のインメモリ機能や「Windows Azure」との連携機能を解説しています。5位には、タイトルがユニークな「クッキー焼いても炎上するな――Oreoが学んだTwitter活用術」が入りました。企業のSNSを活用したメッセージ送信には、内部スタッフが自社のポリシー運用に熟練することが大切であると伝えています。また、米クッキーメーカーであるOreoが2013年のスーパーボウルでツイートした内容が脚光を浴びた理由にも触れています。

 6位の「タブレットだけではない、佐賀県学校IT化の要『教育クラウド』とは」は、県立高等学校の学習用標準端末をWindowsタブレットにし、端末購入を生徒の自己負担としたという佐賀県。同県の教育関連システムをクラウド環境に集約した教育クラウド「SEI-Net」を紹介しています。

 7位には「こだわりの元BlackBerryユーザーが選ぶべき次のスマートフォンは?」が入りました。欧米では長年ビジネス用の携帯端末として利用されてきたBlackBerry。この記事では、企業で多く使われた理由の1つにセキュリティの高さを挙げ、乗り換え候補先となる主要なスマートフォンのセキュリティ機能を解説しています。

 8位の「機能比較だけでは分からないクラウド選定のツボ、キャリアクラウドは有りか無しか」は、企業がクラウドを活用する場合、どんな事業者のサービスを活用すればいいのか、また、その候補に挙げられる、通信事業者が運営する「キャリアクラウド」にはどんなメリットがあるのかを解説しています。9位の「35歳以下の顧客をどう魅了する? ファッション系ECサイトの挑戦」は、ビッグデータやITによる分析基盤を活用した効率的なオンラインショッピングサイトの運営をどう実現すればいいかを解説。返品率が高いオンラインショッピングのユーザーの行動も踏まえて、セールや在庫調整の方法論を紹介しています。興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来週もお楽しみに。

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