モバイルワーク導入で成功する企業、失敗する企業の違いBYODの複雑化、ユーザー拡大が生んだ新たな鉱脈

スマートフォンやタブレットで多くの人が気軽に仕事ができる時代。その「どこでもオフィス化」を手助けするサービスへの関心が高まりつつある。

2014年05月20日 12時00分 公開
[Crystal Bedell,TechTarget]

 モビリティ。それは企業が導入、管理した一見無害に見える1台のデバイスから始まり、今や急拡大を続けるユーザーベースの所持する膨大な数のデバイス群がからむ問題となった。モビリティを取り巻く複雑な状況が、今、企業のマネージドモビリティサービス(Managed Mobility Services)への関心を高めつつある。

 「マネージドモビリティサービスは、モバイルソリューションの全ライフサイクルをカバーする広範なサービスだ。ほぼ常時提供されるサービスに加え、順次必要となるサービスも提供される」と説明するのは、米調査会社Current Analysisのエンタープライズモビリティプラクティス主任、キャサリン・ウェルドン氏だ。「サービスプロバイダーはソリューションの展開および管理の両面で支援する他、ソリューションのホスティングや顧客の背後で全てをサポートするといった積極的な役割も果たす」

ITmedia マーケティング新着記事

news038.jpg

生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...

news108.jpg

今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...