ネットワーク管理からリモートアクセスまで
iPad/iPhoneやAndroid端末で使える、“ガチ”なIT管理アプリ5選
スマートフォンやタブレットで使えるIT管理アプリが充実しつつある。子どもだましではない、本格的な管理機能を備えるアプリも登場し始めた。主要な5種を紹介する。
企業のコンシューマライゼーションは、「業務効率向上のために職場でもしゃれたガジェットを使いたい」という従業員たちの要望によって広まってきた。多くのIT管理者も、従業員と同様のスマートフォンやタブレットを使っている。適切なアプリさえあれば、モバイル端末は管理者の日常業務にも使え、仕事を少し楽にしてくれる。
管理者たちに愛用の業務アプリについて尋ね、IT担当者にお勧めのモバイルアプリを回答してもらった。回答で挙がったのは、エンドユーザーがダウンロードするアプリではなく、オンラインストレージアプリやメモ記録アプリなども入っていない。“本気”の仕事用アプリばかりだ。本稿を見れば、モバイル端末がリモートアクセスやネットワークトラブルシューティング、スピードテストにも使える強力な道具になることが分かるだろう。
端末検出アプリ「Fing」
| 製品名 | Fing |
|---|---|
| 提供元 | 伊Overlook Soft |
| 価格(税込) | 無料 |
伊Overlook Softの「Fing」は、Wi-Fiに接続している機器を検出するアプリだ。使いやすいインタフェースを備え、セキュリティを評価したり、ネットワークの問題を修正したりするのに役立つ。MACアドレスやNetBIOS名、Bonjourのプロパティを表示できる。また、過去に検出したネットワークの履歴やインターネット接続の確認、LAN外部のホストへの対応、モバイル端末から他の機器の電源操作など、便利な機能が豊富だ。Fingは無料で、Android、iOS、Windows、Mac OS X、Linuxなどで使える。
ネットワーク問題解決ツール「NetTools」
| 製品名 | NetTools |
|---|---|
| 提供元 | Terminal Software |
| 価格(税込) | 400円 |
Terminal Softwareの「NetTools」は、iOS 4.3以降を搭載するiPhone、iPad、iPod touchで利用できる。NetToolsは、「DNSルックアップ」「ping」「traceroute」の3種のネットワークツールを含む。pingはレイテンシの計測、tracerouteはサーバとルータのトラフィック経路の調査ができ、ボトルネックの検出と解消に役立つ。NetToolsは、DNS逆引き参照が可能な初のiPhone用tracerouteアプリでもある。
周囲のネットワーク情報を調べる「Wifi Analyzer」
| 製品名 | Wifi Analyzer |
|---|---|
| 提供元 | farproc |
| 価格(税込) | 無料 |
farprocの「Wifi Analyzer」は、その名の通りWi-Fi情報を調べるアナライザーだ。オーバーラップしているスペクトル、シグナル強度、シグナルとノイズの比率(SNR)を表示する。ネットワークをスキャンし、チャンネルごとのWi-Fiシグナルのマップを表示でき、電波干渉の問題を解決するときに役立つ。Wifi Analyzerは、混雑していないチャンネルを調べるために、職場でも家庭でも使える便利な無料アプリだ。Android端末で利用できる。
インターネットのスピードテストと検査ができる「Speedtest.net」
| 製品名 | Speedtest.net |
|---|---|
| 提供元 | 米Ookla |
| 価格(税込) | 無料 |
米Ooklaの「Speedtest.net」は、タップ1回でインターネット接続をテストできる無料アプリだ。上り、下り、pingの速度を示し、接続の一貫性をグラフ表示する。過去のテストの履歴も記録し、詳細なリポートを生成し、インターネット速度を検査して、結果を同僚と共有できる。Android、iOS、Windows Phoneで利用できる。
MacとWindows端末をリモート操作する「LogMeIn」
| 製品名 | LogMeIn |
|---|---|
| 提供元 | 米LogMeIn |
| 価格(税込) | 無料(利用には「LogMeIn Pro」のサブスクリプションが必要) |
「LogMeIn」は、AndroidとiOSに対応したアプリで、モバイル端末からWindows端末とMacへリモートアクセスできる。LogMeInのアプリ自体は無料だが、利用には「LogMeIn Pro」のサブスクリプションが必要だ(LogMeIn Proは2週間無料で試用可能)。セットアップが完了すれば、LogMeInアプリから職場や家庭のコンピュータのファイルやデスクトップにアクセスして、リモート操作できるようになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
事例
[株式会社キーエンス] PCが苦手でも自動化できる ポポラマーマなど4事例に学ぶ「ナビ搭載型RPA」活用 -
製品資料
[株式会社クレオ] IT部門を“価値創造組織”へ転換 IT管理プロセスの改革で戦略的リソースを確保 -
製品資料
[株式会社クレオ] Excel管理が限界に――ITサービス管理の脱・属人化と運用高度化を実現する方法 -
製品資料
[株式会社クレオ] 西武グループやイオングループも実践 事例に学ぶ「ITサービスデスク業務」改善 -
製品レビュー
[株式会社クレオ] 「使われないITシステム」から脱却 現場が求める業務改善を実現する方法
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
法務と開発者で「言葉が通じない」問題 トヨタやソニーが語るOSS管理の真実
-
2
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
3
ChatGPTは“検索しまくり”でGeminiは“淡泊”? データが明かすAIの裏側
-
4
「Windows」の不要なファイルを安全に消して容量を空ける方法
-
5
情報漏えいはなぜ繰り返されるのか 今すぐ見直すべき「境界」
-
6
生成AIが普及しても「技術書」を手放せないエンジニアの本音
-
7
年収が増えても幸せになれない 給与増でエンジニアが直面する「幸福度の壁」
-
8
鹿島建設のDXを阻む「10年前のAWS」 安全性と自由度を両立したモダナイズ
-
9
「また同じ説明か」 消費者の半数が離脱するAIチャットbotの“記憶喪失”
-
10
世界PC出荷数が20%急減 情シスを直撃するPC先行調達の反動と価格高騰
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
家庭用Wi-Fiルーターの業務利用は危険? 避けるべき理由と具体的な対策
-
3
システムの保守がモダン化を阻む? 「変えない判断」から脱却する方法とは
-
4
AI駆動攻撃にどう対抗する? 超速の攻撃からエンドポイントを保護する方法
-
5
プログラミング不要で誰でも実現できる、ネットワーク運用管理の自動化とは
-
6
なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは
-
7
東大教授と考える、AI時代の「データ主権」「信頼性」「ガバナンス」の在り方
-
8
Linux初心者でも知らないとまずい「RHEL」「SLES」の違いとは?
-
9
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
10
ランサムウェア攻撃“究極の対策”はこれだ
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー